なぜフェザーエッジがうまく出ないのか?ペーパーと研磨方法を見直してみよう

なぜフェザーエッジがうまく出ないのか?ペーパーと研磨方法を見直してみよう

フェザーエッジは慣れないうちはなかなか難しく、研削後に触ってみると明らかな段差になっていることも少なくありません。

しっかりとフェザーエッジを作らなければ、その後の工程で平面を出す作業が難しくなりますので、綺麗なフェザーエッジを作っておけばパテ研ぎも簡単になるでしょう。

使用している道具が適切な物なのか確認してみましょう。

サンダーとペーパーの選定研磨方法を見直す

フェザーエッジの目的は、板金作業などで剥離した塗膜の境目の段差を滑らかにすることにより、パテなどの盛り付けや研ぎを簡単にするためのものです。

新車の塗膜であればおよそ4層程度の塗膜ですが、何度も補修している車は10層以上になっていることもあるでしょう。

層が多ければ多いほどフェザーエッジを作り出すことが難しくなり、時間がかかりますので、慎重に作業を進めていきましょう。

使用するサンダーの選定方法

パワーのあるダブルアクションサンダーを使用。

オットダイヤ8 ~ 10mm。

軽いタイプより1.2㎏以上の重量感のあるタイプのサンダーであれば、さらに作業性が良くなるでしょう。

当然、回転作業中の安定バランスのすぐれたものを選びます。

使用するペーパーの選定

研削力の良い新品ペーパーを使用。標準的な使用番手は、#120→#180→#240と粗いペーパーから細かいペーパーに取り替えて
粗いペーパーの深いキズを#180、#240と浅くしていきます。

同時にペーパーを細かいものに替えることによりエッジ部分が滑らかになります。

塗膜が薄い場合は、#180→#240または#240→#320という使い方もあります。

サンダーの持ち方

研磨作業を行う時のサンダーの持ち方が悪いとフェザーエッジは綺麗に出てきません。

ペーパーを接着しているパッド面全体が見えるように持つこと。持ち方が悪いと研削面に目が届かず不出来な作業
仕上がりになります。

効果的な研削方法

サンダーの当て方、動かし方が基本から外れていると綺麗なフェザーエッジは出てきません。

サンダーを力強く押しつけないこと。

サンダーの重量と回転パワーを活かして、削る面の塗膜に摩擦熱が出ないように動かしましょう。

速くサンダーを動かす人もいれば、ゆっくり動かしながらフェザーエッジを作り出す人もいます。

旧塗膜にサンダーを平行に当て、回転力を上手に利用して段落としを行います。

目でしっかり研削面を見て、どのような状態に仕上がっていくかを確認しながら作業を進めましょう。