【悩んだらここを見る!】塗装をする際に取り外すべき部品とマスキングするべき部品。

【悩んだらここを見る!】塗装をする際に取り外すべき部品とマスキングするべき部品。

車の塗装をするときには必ずマスキングをしますが、部品を取り外すべきなのか、マスキングで終わらせてしまうのかを迷ってしまうことが必ずあります。

プロはどういった基準で部品を取り外すし、どのような場合にマスキングで終わらせて塗装するのでしょうか?

隙間のある部品はマスキングだけで終わらせる

ひとくちに車のパーツと言っても数えられないほどの部品が使われています。

部品により形状も様々で、簡単にマスキングができる部品もあれば、1つの部品に何十分も掛かってしまうような部品もあります。

では、隙間のある部品とはどのようなものなのでしょうか?

ヘッドライトやバンパーなど

これらの部品は水が侵入しても良い作りになっていますので、比較的大きな隙間があります。

マスキングテーブも簡単に入りますから、部品を外して塗装することはまずありえないでしょう。

もちろん、事故などで部品を外さなければならない場合は外してある状態のまま塗装しますが、パネルのみの修理では外すことはありません。

外さなくとも綺麗に塗装はできますし、外す手間を考えればマスキングだけで塗装した方が確実に速く作業が終わります。

隙間の無い部品とは?

書ききれないほどありますが、一例として挙げていきます。

まずベルトモール(水切りモール

基本的にはすぐに外せる作りになっていますから、ドアを塗装する時は外すべきでしょう。

しかしベルトモールの脱着に関しては賛否両論あり、安く仕上げる場合は外さない業者も多くいるのが事実です。

とは言っても、個人的には「こんなに簡単に外せる部品をなぜ外さないのか」という疑問の方が大きく、ベルトモールを付けたまま塗装する業者はイマイチ理解できません。

1mm以下の隙間をマスキングするのは用意ではないですし、ギリギリでマスキングするとクリアが溜まってしまい、マスキングを剥がす際に塗装も剥がれかねません。

ベルトモールが無ければこんなに簡単にマスキングが出来るのですから、なるべく外すように心掛けましょう。

続いてはアンテナです。

このようにアンテナの周りには水の侵入を防止するためにゴムが敷かれており、ネジを締めるとゴムが押さえられ、完全にボディに密着してしまいます。

先ほどのベルトモールはごく僅かな隙間がありましたが、アンテナのようにゴムと共締めするタイプの部品はマスキングでは必ず塗料が残ってしまいます。

仮にギリギリでマスキングをしたとしても、ベルトモールよりも明らかに隙間が無いため、まず間違いなくクリアが溜まりますし、塗料の段差も出来てしまいます。

隙間が無ければ足付けをすることも不可能ですから、数ヶ月後に塗装が剥がれるということにもなりかねません。

アンテナは簡単に外すことができますから、必ず外して塗装をしましょう。

天井のピラーに付属されているアンテナの場合、プラスのネジ2本で止まっていますので、プラスドライバーで緩めるだけで外せてしまいます。

しかし、このアンテナはオーディオまで配線が繋がっていますので、かるく浮かせるだけで十分な効果があります。

無理に外そうとせず、塗料が入り込むスペースがあるだけで塗料の段差も無くなり、足付けも簡単に出来てしまいます。

まとめ

いくつかのマスキング方法を一例として紹介してきましたが、紹介した部品だけではなく全てのマスキングに共通して言えることですので、部品の形状などをしっかりと確認し、状況に応じて対応していきましょう。

マスキングに答えはありません。

人それぞれ千差万別です。

どちらのやり方が失敗する可能性が少なく、作業が速く終わるかと言うことが最も重要な要素ですので。

マスキングに失敗してボディへマスキングテープを貼ってしまえば、必ず段差が出来てもう一度全てをやり直さなければなりません。

不安があるなら部品を外す。

マスキングテープが入り込む隙間があるなら、マスキングで良いでしょう。