綺麗に塗装がしたいなら、とにかく塗装をはじめる以外の方法は絶対に存在しない

綺麗に塗装がしたいなら、とにかく塗装をはじめる以外の方法は絶対に存在しない

自動車の板金塗装を初めて15年ほどになりますが、未だに勉強の毎日です。

何回やっても何年やってもまだまだスキルアップはできると思っています。

塗装だけでに言えることではなく、料理の技術もそうですし会話の技術も同じ。

会話を始めなければトークスキルは身に付きません。

フライパンを火にかけなければ料理は始まりません。

全てのことに共通して言えるのは、「まずやる」ということです。

動きはじめる前に動画は観ない

必要な物や方法を調べるためにyoutubeで検索する人が多いですが、その瞬間は参考になっても買い出しや実際の作業では映像の内容を忘れていますよね。

ほとんどの人が共感できると思いますが、映像が記憶に残ることってほとんど無いんです。

これだけ映像から情報を入手できるこの時代に、なぜ未だに書籍が売れ続けているのでしょうか?

文字から得た情報の方が記憶に残りやすいのは、自分の頭の中で文章を「映像化」して残しているのです。

断片的な映像は記憶に残りますが、長時間の映像は記憶には残りません。

例えば、3分クッキングを引き合いに出しましょう。

レシピ覚えてます?

調理の順番は?

あ、これ簡単だから作ろう(作ってもらおう)と思っても結局ググってレシピ調べるんですよね。

番組の料理時間は3分以内です。

3分程度のことすら曖昧なのに、塗装作業を映像で覚えるなんてことは絶対に不可能です。

では塗装をするために映像を活用することはできないのでしょうか?

疑問から比較するために映像を参考にするべき

比較するために動画を観て勉強するのであれば、これは大賛成です。

例えば

  • ムラになった
  • ゆず肌になった
  • マスキングが上手くいかない
  • いつも塗装が透ける

プロはどのように対策をして、どのような動きで塗装をしているのか?

常に比較から入ることが非常に重要です。

プロはムラにならないように、ガンの距離やスピードをどれくらいにして塗装しているのか。

ゆず肌になるのはガンの距離?塗装の間隔?

なるほど、マスキングテープは常に引っ張りながら貼っているのか。

透けないためにLEDのライトでも十分に代用が可能なのか。

疑問と比較から入れば断片的な映像として記憶に残るため、必ずスキルアップに繋がります。

失敗しなければ上達しない

当たり前のことですが、失敗することが究極の上達方法です。

正常な機械を使って仕事をするライン作業者は、機械のトラブルには対応できません。

一週間程度でマスターできるような仕事は、一般的には誰でもできる仕事と言われています。

さほど見習いや研修の期間も無く、初日から現場で作業ができるのですから、誰でもできると言われると確かに納得です。

機械のトラブルなどどうでも良く、ただ現場で生産し続けているロボになっているわけです。

失敗することもほとんど無いため、技術の向上もなく、トラブルにも対応できません。

基本的に塗装は1人で行うものですから、失敗しても誰も助けてくれませんし、アドバイスももらえません。

とにかくやり抜くしかないのです。

失敗すれば解決方法を模索し、手に入れた情報をテスト的に試してみる。

手に入れた情報が上手くいけば、それはあなたのトラブル対応の技術となるのです。

仮に手に入れた情報が間違えてたり、その通りにできなかったとしても、うまく行かなかったという新たな情報があなたの中にインプットされます。

トラブルに対応するためにこの方法は最善ではないということが明確に記憶されます。

そして新たな解決方法を探し出し、テストしてみる。

失敗でしか得られない技術の向上というのは、文字や映像からでは学べません。

失敗して諦めてしまうことが最も価値のない行動

諦めてしまっては絶対に上達しません。

学校、アルバイト、仕事、全てにおいて共通します。

綺麗に塗装したい!と思ってチャレンジしたんだから、綺麗に塗装してみましょうよ。

すげー!めっちゃ綺麗!

と、友達から褒められた時のあの感動は、諦めた人には分かりません。

そんなことないよー。と言いつつ、心の中でドヤ顔してるんですよね。わかります。

俺のも塗装してほしいと言われれば、あなたの塗装技術が友人から認められたと言うことですし、あなたの技術がお金として生まれ変わる可能性もあります。

大いに失敗を楽しみましょう!