デンマークの自動車税は150%で日本よりも高かった

デンマークの自動車税は150%で日本よりも高かった

各種税金が高いと有名なデンマーク。

所得税が55%(市税21%県税11%国税23%)

さらに消費税は25%

定年後の待遇は厚いですが、現役として働き続けるにはあまりにも高い税金です。

いま私たちがデンマークへ移住してしまえば、すぐにでも破産してしまいそうですね。

高額な税制度を定めるデンマークもついに減税

そんなデンマークもついに自動車税の引き下げを決めました。

昨年の夏、選挙で新しい政権についたラスムセン内閣ですが、180%あった自動車税を150%までに引き下げることに。

これはおよそ140万円以上の車の税率であり、140万円以下の車の税率は105%

さらに、日本と同じような電気自動車への税制が優遇される処置が昨年末で廃止されたことで駆け込み需要が生じ、2015年にデンマークで販売された自動車は20万台を超えました。

日本で販売された乗用車はおよそ500万台ですから、人口比で見れば自動車販売台数は日本は4%、デンマークは3.7%と、税金面で高額なのにも関わらず、デンマークでは日本とは大きな差が感じられないほど車が買われたと言う計算です。

なぜ高額な税金を支払ってまでデンマークでは車を購入するのでしょうか?

150%という高い税率(さらに消費税は25%)であり、各メーカーはデンマークで販売される車両価格を低めに定める傾向が強く見られます。

同じ車がデンマークでは日本の2.5倍(本体100+税150=250%)の価格で販売されているかと言えば、これはNoです。

1つ例を挙げると、販売台数2位にあるプジョー208の5ドアは、日本での販売価格は最安モデルでも199万円ですが、デンマークでは13万クローネで約225万円(税込み)。それほど差がありません。

日本への輸入費用が発生を考慮しても、デンマークでは高い税金にかかわらず価格が抑えられていると言えます。

デンマークに住むメリットは?

いくら自動車が安く売られているからと言っても、それ以外にかかる費用が莫大です。

しかし、様々な優遇があるのも事実です。

  1. 教育費は大学まで無料
  2. 医療費も全て無料
  3. 介護費用も全て無料
  4. 住宅は25%が国営でほとんどが無料
  5. 生命保険も無し
  6. 国民年金も無し

預金する人はほとんどいない理由の一つに、老後の心配が一切ないことが挙げられます。

仕事をしながら税金さえ収めておけば、あとは国が面倒を見てもらえるということですね。

この制度を

  • 元気で働かせ続けるロボットを作り上げる

と捉えるか

  • 福利厚生の厚い国

と捉えるかはあなたの自由です。

日本とどちらが良いかと言われれば、今の日本ではなくデンマークに軍配があがるでしょう。

年金が支払われるかすら危うい日本。

年金の無いデンマーク。

どちらが優れているのでしょうね。