車の磨きに使うポリッシャーバフのメンテナンス方法とその注意点

車の磨きに使うポリッシャーバフのメンテナンス方法とその注意点
車の磨きに必要不可欠なポリッシャーとバフ。
塗装後の肌調整に使うこともあれば、小傷消しとして使うこともあるでしょう。
様々な場面で活躍できて便利なポリッシャーですが、正しくバフのメンテナンスを行えば、次回の磨きでさらにボディを綺麗にすることもできますが。
間違ったメンテナンスを行ってしまえば、コンパウンドなどが固まり、その固まったコンパウンドが悪さをして傷の原因ともなってしまいます。

磨きに使われるバフの種類

まず、メンテナンスの説明を始める前に、車の磨きで使うバフの種類から解説していきましょう。

それぞれメンテナンス方法が違いますから、全て同じやり方では綺麗になりません。
一般的には、2種類〜3種類のバフを使って車を磨いていきます。

ウールバフ

肌調整に使います。

洗車などでできた小傷消しに使うには粗すぎますから、ウールバフを使うのは塗装後の磨きに使うと考えてください。

塗装時に付いたゴミを取り除くために使ったペーパー目の除去や、ツルッとした肌を作り出すために使います。

ウールバフは使い続けるとバフの周りに乾いたコンパウンドが溜まってきます。

こまめに取り除かなければ磨いても磨いても傷だらけになってしまいますので、エアーなどで頻繁に飛ばしましょう。

ウールバフはスポンジバフと比べて、比較的綺麗にしやすいのが特徴です。
作業環境にエアーがない場合、濡れたタオルを硬く絞り、ポリッシャーを回しながらバフにタオルを軽く当てるとコンパウンドのカスは綺麗に飛んでいきます。

磨くたびにバフを見て、白い固まりになりそうであればすぐにカスを取り除きましょう。

硬めのスポンジバフ

スポンジバフにもいくつかの種類があり、車の磨きでは硬めのスポンジバフと柔らかめのスポンジバフを使うことが多いです。

硬めのスポンジバフは、フワフワとした触り心地ではなく、ガサガサとした触り心地です。

主にウールバフで出来た目消し用のバフとして活躍します。

コンパウンドの量が適切であれば、10回ほど磨いて掃除するだけで十分綺麗になります。
細目コンパウンドを使う場合が多いですから、バフ自体にコンパウンドが絡みつく量も少なく、汚れもあまり目立ちません。

ドア一枚磨いて掃除、ドア一枚磨いて掃除程度の感覚で良いでしょう。

柔らかいスポンジバフ

最終仕上げ用のバフです。

新品のバフはスポンジケーキのように柔らかく、気持ちの良い触り心地です。
塗装を削るために使うバフではなく、完全に目消し専用のバフですから、塗膜が削れるほど磨くことは出来ません。

傷消しとしての役割は全く無いと考えてください。
超微粒子などの細かなコンパウンドを使って磨くことが大半ですから、長く使ってもあまり汚れない特徴があります。
細かいコンパウンドは液体に近いものがほとんどですから、スポンジの中にどんどん入り込んでいってしまいます。
バフの表面でコンパウンドが乾いたまま磨いても深い傷になることは少ないですが、やはり定期的に掃除をしてあげる必要はあります。
車1台を磨いた場合、半分磨いたらバフ表面のカスを取り除く程度で良いでしょう。

一度に付けるコンパウンドの量が多ければ、バフ表面が真っ白になってしまってカスを取り除くのに苦労してしまいます。

必ず、少しずつコンパウンドを使って磨いていくようにしましょう。

濡れたタオルがあれば綺麗になる

ポリッシャーを回転させてエアーで飛ばす方法もありますが、エアーが無ければこの方法は使えません。
さらに、柔らかいスポンジバフが真っ白になると、エアーで飛ばす方法では飛んでいかなくなるほど張り付いてしまいます。

スポンジの表面にいつまでも水分が残ったような感じになりますから、乾いていないコンパウンドはエアーでは飛んでいかないのです。
そこで濡れたタオルがあれば全て解決します。

もちろん、バフのコンパウンドカスを取り除く専用品もありますが、4,000円ほどと少し高く感じます。

濡れたタオルであれば雑巾でも良いですし、使い古したタオルでもなんでも良いですから。

磨きが終わったあとはバフを水洗いすること

バフに残ったコンパウンドをそのままにしておくと、乾いて固まってしまいます。

いざ使おうと思ったらコンパウンドだらけで濡れたタオルを使っても綺麗にならないということも有り得てしまいます。

バケツなどに水を溜め、ブラシなどでこすったり指でゴシゴシしながら綺麗にしていきます。

頃合いを見計らって水を交換しながら綺麗にしていきましょう。

バフから白い水が出てくるようであれば、まだコンパウンドが残っている証拠ですから、白い水が出なくなるまで洗い続けます。

終われば真ん中の穴に針金などを通して一日天日干しで乾燥します。

日陰に置いておいたり冬場の乾燥には時間が掛かりますので、なるべく暖かく晴れた日に行いましょう。