【これで塗装できる!】車の缶スプレーの色が売ってなくても特注で作ってもらえる

【これで塗装できる!】車の缶スプレーの色が売ってなくても特注で作ってもらえる
限定カラーや珍しい色の場合、カー用品店や通販サイトなどを見てみても、自分の車の色が置いてなかったり在庫切れと言うことも少なくありません。
何軒ものお店を巡るのは時間と手間がかかりますし、中古オークションなどでは品質の面で不安になることもあります。
時間、手間、不安、これらの要素を払拭するために、特注で作ってもらう方法を解説していきます。

ソフト99工房が特注色の注文を受け付けている

https://www.soft99shop.com/i/14999

一本から注文可能で、およそ2,3日で届くと言うことです。
価格は一本あたり2,200円ほど。
2液タイプのクリアと同じくらいの値段ですが、残念ながらこのスプレーは1液です。
しかし、上塗りで2液クリアを使えば問題はありませんので、色が無いからと言って似たような色で塗装するよりは失敗も少なく、確実に塗装できるでしょう。

色が合わないのは仕方ない

ここはやはり缶スプレーの最大のデメリットですね。
調色を行わず、データ通りに調色しているのですから、仕方ないと言えば仕方ない。
車の塗装は太陽の熱などによって退色していきますから、本来は現車の退色に合わせて調色していきますが、そもそも比較するパネルがありません。
民間の板金工場や塗料屋さんなどにお願いしても同じですが、塗料を配合するのはまずデータ通りです。
タッチアップ用に作ってもらってもまず間違いなく色は合っていません。
僕自身、今までに何千台塗装したかはわかりませんが、データ通りに塗料を作ってそのまま塗装出来たのは2回だけです。
それも何かの色を少し入れ過ぎたと記憶しています。
車の退色加減と調色時の小さなミスが重なり、たまたま上手くいったのです。
これだけ低い確率ですから、まず合わないと思って間違いないでしょう。

カラーコードの無い色は作れない

古すぎる車や適当な色で全塗装した車は基本的には作ることは出来ません。
とある中古車の話ですが、カッコいい色に全塗装してある中古車に一目惚れをし、購入を決断した。
しばらくして車をぶつけてしまい、DIYで修理をしようと中古車屋さんに色を聞いてみたが、カラーコードは分からない。
仕入れた時から既にその色だっと言われてしまうのです。
こうなればもう自分で直す手段は無くなってしまいますよね。
さらには、自分で直せないため板金屋さんで修理の見積もりを出してもらうと、調色費用が別途必要と言われてしまいました。
それもそのはず、色が分からない場合の調色方法は、何十種類もの似たような色を選び、テストピースに塗装し、その中から最も近い色を選んでいくのです。
調色を進めていくと実は違う色だったと言うこともありますし、調色費用は必ず発生してしまうのです。

調色済みの缶スプレーは高い

一般的な板金屋さんでは、調色した塗料を缶スプレーに詰め替える設備がありません。
この設備を導入している会社があり、ここへお願いすれば調色済みの缶スプレーを制作してもらえるということです。
https://itp.ne.jp/info/282183117149080800/
必要な物は
・カラーコード
・カラーネーム
・比較対象となるパネルなど
この3つがあればOKです。
実際にプロでも塗料屋さんにお願いして調色をしてもらうことはあります。
ラメ入り全塗装してあるトラックや、仕事が忙しい時などに調色費用を払って調色してもらいます。
比較とするパネルで最も多いのはフューエルリッド(ガソリンタンクのフタ)です。
15cm程度のサイズですから、簡単に持ち運べますし邪魔にもなりません。
フェンダーやドアなどを送るわけにもいきませんし、やはりフューエルリッドが無難なところでしょう。
妥協出来るならソフト99。こだわるなら調色済み
もしかしたら色が合っているかもしれないが、まず間違いなく色が違う。
ギャンブル的にダメ元で買ってみるのも良いし、最初からこんなものかと諦めても良いです。
なによりソフト99はデータ通りの調色ですから、価格が安い。
反面、しっかりと調色してもらうのであれば、時間と費用は掛かりますが、プロに塗装してもらうよりも安く抑えることができます。
どちらが良いかは、妥協できるラインやお財布と相談して決めましょう。

リンク先の記述で気になった点

ちょっとソフト99のサイト内で気になった点があるので、ちょっとメモ書き程度に。
サイトへ飛んで、しばらく下へ行くと

POINT3

元の塗装との色合わせがしやすい
『ボデーペン』は透明性が高いアクリル樹脂塗料なので、元の塗装との色合わせがしやすい。
※メタリック、パール・マイカカラーを再現するためには、上塗りに『ボデーペン クリアー』が必要です。

 

このような表記があります。
元の塗装との色合わせがしやすいと書かれていますが、そもそも調色済みの塗料が密閉された缶の中に入っているのですから、色合わせなど出来るはずはありません。
出来ることと言えば、缶スプレーを振って沈殿した塗料を混ぜることくらいなもので、どうあがいても色は変わらないのですから。
DIY向けに作られた製品の開発元の従業員の大半は、ほとんど車を直したことがありません。
あるとしても講習程度で、全てマニュアル通りに学んでいますから、トラブルなど考えるはずもないのです。
というか考えても答えが出てこない。
サイトを回遊していると、プロから見て「この用語の使い方は正しくないな」と感じることも多いです。
これでは間違った知識が広まってしまいますよね。
この「ポイント3」の色合わせの記述に関しては、出来ないものと考えてください。