自動車修理工場が長く生き残るためには、小さな1位を獲得し、レアカードにならなくてはならない

自動車修理工場が長く生き残るためには、小さな1位を獲得し、レアカードにならなくてはならない
10年生き残る会社は3%、20年生き残る会社は0.3%とも言われています。
さらに自動車修理工場は、そのほとんどが地域密着型をメインとした経営媒体です。
整備工場であれば地域の企業や個人のお客さんからの車検や整備。
板金工場も地域のお客さんがほとんどです。
なかにはディーラーなどの大手企業から下請けをメインに経営されている会社もあるでしょう。
しかしこのまま下請けや地域密着のみで営業を続けて生き残れるのでしょうか?

小さな分野で1位を目指す

電気自動車が増えて、民間の整備工場では修理を行えなくなってきました。
資本力がなければ設備も揃いませんし、最新のテスターを毎年導入するにも相当な資金力が必要となります。
車検などの簡単な整備のみを続け、なんとか経営を続けられたとしても、この先も今と同じように整備や板金の仕事は舞い込んで来るのでしょうか?
自動車のほとんどが電子制御され、テスターを繋いでも診断不可能となり、結局はディーラーへ持ち込まなくてはなりません。
この先どんどん自動化が進み、アナログな車は少なくなっていきます。
自社で修理可能な車が減り、必然と売り上げも下がっていくでしょう。
地方の田舎であればあるほど車は必需品となり、さらには高齢化が確実に現れています。
現在の高齢化社会が終わりを迎え、少子化世代と呼ばれる若者が都心へ就職すれば、田舎の自動車修理工場も経営が危うくなるでしょう。
危うくなってから行動しては遅い。ということは目に見えています。
そのために小さな分野で1位を獲得する必要があるのです。
大手企業は新車の販売を中心に経営していますが、民間企業は整備や板金、いわゆる修理をメインとした経営です。
地域密着をさらに強化するも良し、顧客を絞り込んで良質なユーザーを求めるも良し。
ジムニーをメイン(専門ではない)として経営するのも1つの手段です。
ジムニーはアナログメインですし、古い型式でも十分に人気はあり、20年落ちでもまだまだ現役です。
もちろんジムニーに限った話ではないですが、なにか小さな分野で1位を取るということは、資本の大きな大企業には不可能な経営方法です。
数を撃ち、当たる数を増やしていこうと言うのが大企業特有の考え方ですから、民間企業が大企業と同じことをしていても必ず負けてしまいます。
なにか小さな分野で1位を獲得し、そこから少しずつ大きくなっていけば良いのです。

レアカードはいつの時代も必要不可欠

あなたが20代なら遊戯王。
30代ならドラゴンボールカード。
40代ならビックリマンシール。
これらのカードに共通するのは「レアカード」が存在することです。
カードゲームでなくとも、ポケモンにもドラゴンクエストにもレアモンスターは存在します。
レアなアイテムが存在するゲームもあります。
大人たちはゲームをしている子供を嫌う傾向にあり、生活からゲームが拒絶されて今まで気付いていなかった共通点が存在しているのです。
あなたはレアを獲得するためにどれほど努力をし、レアを獲得出来た人に対してどれほど嫉妬するでしょうか?
現実社会でも同じです。
人と同じことをやり続けても給料は上がらない。
給料が上がらないということは、経営が上手く行ってないというのとほぼ同じことです。
レアモンスターの出現するエリアや時期が絞られるのと同じように、日本の中であなたの会社が珍しいと思われるような会社であれば良いのです。
もちろん世間から必要とされることが大前提ですが、珍しいことをしている会社であればあるほど、遠方からの問い合わせも多く発生します。
ディーラーと同じように車の販売、修理、板金塗装など、大企業が縮小したような会社はどこにでもあります。
わざわざあなたの会社でなくともサービス内容はほとんど変わりませんから、あなたの会社に行くメリットが無いのです。
先ほど挙げたジムニー専門店の話ですが、確かに日本の中に数店舗は存在します。
シエンタ専門店が存在するくらいなのですから、人気車種のジムニー専門店が存在しないはずもありません。
しかし、半径3時間〜4時間以内の地域にジムニー専門店が無ければ、これはチャンスです。
3時間〜4時間以内の修理工場など数え切れないほど存在しますが、ジムニーに強いお店であればやはりそちらを選ぶでしょう。
レアカードは誰もが欲しがる物で、高値で取り引きされるほど重要なカードです。
このカードになれる人、会社を目指すことがデジタル社会を生き抜くために必要なことなのではないでしょうか。