年式の古い車の新品ガラスは使うべきではない

年式の古い車の新品ガラスは使うべきではない
自動車の部品は、新車からある程度の年月が経過すると生産されなくなるシステムがあります。
部品が生産されなくなれば、中古部品を使うか受注生産となり、受注生産ともなれば、生産廃止前の価格と比べて比較にならないほどの出費となってしまいます。
なぜガラスはここまで高くなるのか?
交換するにはどうすれば良いのか?

中古品をパネルごと購入する

フロントガラスが割れてしまったなら、新品もしくは中古のガラスで対応する以外に方法はありませんが、ドアガラスに関しては中古でも十分と言えるでしょう。
ガラスはその性質上、塗装のように劣化していくわけでもなく、10年や20年経過してもさほど変化はありません。
ほとんど劣化していなく、見た目にも違いがあまり感じられないのであれば、やはり中古でも全く問題ないとは思います。
例えば、ダイハツ初代タントのリアガラスを例に挙げてみましょう。
現在でも受注生産、もしくは在庫処理としてメーカーから購入することはできますが、新品価格はおよそ7万円。
後ろのガラスは、追突などでも当たりどころが悪ければすぐに割れてしまいます。
追突された場合の過失は0:10となり、こちら側に過失がない場合がほとんどです。
しかし、車両の市場価値を計算すると、保険屋さんが支払う保険金は20万円以下となり、まず間違いなく修理代全額は支払われないでしょう。
この保険金を頭金として新たな車両を購入するのも良いですが、修理するのであれば、中古品を使って修理することになるでしょう。
リヤゲートのガラスは接着剤で取り付けられているため、簡単に取り外すことも出来ませんから、リヤゲートとガラスをそれぞれ購入していては費用は足りなくなってしまいます。
中古品のリヤゲートとガラスがセットで流通していますから、この中古品の価格は2万円程度。
あとはバンパーやバンパー内部のパネルの損傷具合によりますが、大きな事故でもない限り中古品を使えば10万円程度で修理が可能です。
新品部品に絶対的なこだわりがない限り、中古品を使って修理するのが最も得策でしょう。

古い車の部品は値上がりを続ける

メーカーにある在庫品も日に日に減ってきていますし、中古部品も減り続けています。
部品が無い状況でも少なからず需要はありますから、価格を釣り上げても必要としている人がいるため、少しずつ在庫は減っていきます。
このまま行けば新品のガラスが10万円となることも目に見えていますから、車を変えるなら早い方が良いでしょう。
メーカーが値段を釣り上げる主な要因として、事故によって修理代金が市場価値を上回ってしまえば全損扱いとなるため、修理できない結果、新車を購入してもらいたいという目的があります。
修理できなければ必要不可欠な車を購入する以外に選択肢はありませんから、自然と車を購入する流れに持っていけるのです。
一般ユーザーは、新品の部品価格など知るはずもなく、担当者が言った値段に了承するしかありませんよね。
いくらダダをこねてもメーカーは新品部品の値引きをすることはほとんどありませんから、知らぬ間に車を購入する手続きに入っているというわけです。
これは中古車販売店でも同じですが、修理するよりも車を買ってもらった方が、販売店側の利益は大きいため、なるべく車を購入させる方向に持っていくわけです。
しかし、ユーザー側も修理を行って同じ車に乗り続けていても、年式が古くなれば故障も発生しやすくなりますし、市場価値も下がり下取りとしての価値も次第に無くなっていきます。
修理をするか、車を購入するか。
どちらを選ぶかはあなた次第ですが、これから先どれほど市場価値が下がっていき、乗り続けることが得策なのかをもう一度検討してみることも大切です。