艶消しブラックとツヤ消しクリアの違いとは?

艶消しブラックとツヤ消しクリアの違いとは?

DIYで車やバイクなどを塗装する時、つや消しブラックとつや消しクリアのどちらを使うか迷う人もいると思います。
どちらの製品も、塗装してしまえば艶は無くなりますが、それぞれ違う性質があります。
正しい使い方をして、間違いのないように選んでいきましょう。

ブラックは黒色でクリアは透明

最もの大きな違いは色です。
艶消しブラックも艶消しクリアも、どちらも塗装すれば艶は無くなっていきます。
艶消しブラックを塗装すれば黒い艶消しになりますが、色の無い透明な艶消しクリアを塗装するだけでは、塗装前の色がそのまま出てきてしまい、ただの艶消しになってしまいます。
黒に塗装したい場合は艶消しブラックのみを塗装するでも良いですが、上塗りとして艶消しクリアを塗装することで、塗膜自体に耐候性や耐久性などが得られます。
艶消し塗装を行う場合には、塗装色+艶消しクリアを塗装するのがベストでしょう。

クリアを塗装をするならベースコートは艶消しでなくても良い

ベースコートとは、色のことです。
黒や白、シルバーなどどのような色でも構いません。
メタリックやパールなどが入っていない塗料のことを「ソリッド」と呼びますが、ソリッドは塗装するだけで艶が出てしまいます。
しかしこの上から艶消しクリアを塗装することで、色自体の艶は消えて無くなってしまい、上塗りされたクリアの状態が反映されます。
基本的に、艶消し塗料よりも艶有り塗料の方が耐候性や耐久性は高いですから、ベースコートにはある程度の耐性を保たせておいたほうが、強い塗膜を作ることが出来るでしょう。

艶消しは磨くと艶が出てしまう

これは艶消し塗料独特の性質で、コンパウンドなどで磨くと艶が出てしまい、一度でも艶が出てしまった艶消しはもう一度塗装する以外に解決方法はありません。
車のドアを閉める時にピラー部分を利用して閉め続けていると、まるで指の跡が付いたかのようにいつも触る箇所だけが艶が出てしまいます。
コンパウンドで磨くと言うほど研磨されているわけではありませんが、何度も繰り返し擦れることによって、細かなコンパウンドを使用したように艶が出てしまうのです。
艶消し塗装が磨けないと言うことは、塗装時に付いたゴミを取り除くこともできません。
艶のある塗料であれば、ゴミを取り除いたり艶のない箇所を磨いて艶を出していきますが、艶消し塗装は塗ったら塗りっぱなし。
2度と触ることはできないのです。