ヘッドライトが黄ばむ原因や予防方法はあるのか

ヘッドライトが黄ばむ原因や予防方法はあるのか

長年車に乗り続けていると、経年劣化でヘッドライトは黄色く変色してきます。
洗車をしていて、ふと気が付くと黄色くなっている。
スポンジ矢タオルなどでゴジゴシと拭き取ろうとしても全く歯が立ちません。
ヘッドライトが黄ばむ原因や黄ばまないための対策などはあるのでしょうか?

ヘッドライトが黄ばむ原因は熱

ヘッドライトは樹脂でできています。
ひと昔前の車はガラス製でしたが、衝突時の安全性を考慮して現在では使われることはなくなりました。
ヘッドライトをノックするようにコンコンと叩いてみるとその違いはすぐに分かると思います。
ガラス製ヘッドライトのほとんどは黄ばむこともありませんから、いつまでも綺麗な状態を維持できていました。
しかし、時代の移り変わりとともにヘッドライトはガラスから樹脂になり、そらにはハロゲンからLEDとなり、発生する熱も増加してしまいました。
ヘッドライト表面に塗装されているクリアコートが熱で暖められれば、徐々に黄色く変色していき、視界も悪くなるほど黄ばんでしまいます。

ヘッドライトが黄ばんでしまったら?

ヘッドライトの表面が黄色く変色している場合がほとんどですから、コンパウンドなどで磨くことによって簡単に黄ばみは除去できます。
粗すぎるコンパウンドを使ってしまっては傷だらけになりますし、細かすぎるコンパウンドではいつまで経っても表面の黄ばみは研磨されていきません。
およそ#1500程度のコンパウンドで表面を何度もゴジゴシ擦れば簡単に綺麗になるでしょう。
コンパウンドの擦り傷が気になるようであれば、さらにそこから#2500程度のコンパウンドを使えばヘッドライトはピカピカになります。

内側の黄ばみは綺麗にならない

内側をコンパウンドで磨くには、ヘッドライトを分解して磨かなければなりません。
本来ヘッドライトは、隙間にコーキング処理かされています。
慣れない人がヘッドライトを分解するとコーキング処理が甘く、隙間から水が侵入してしまうこともあるでしょう。
仮に業者に依頼するにしても1万円程度で済むものではなく、少なく見積もっても3万円〜4万円の費用は発生してしまいます。
ヘッドライト本体も10万円以上することも珍しくありませんから、新品部品を購入するとなれば大きな出費です。
内側の黄ばみは、諦めるか業者に依頼するかのどちらかにしておきましょう。

ヘッドライトの黄ばみ対策は?

ありません。
樹脂で出来た製品の上に塗装がしてあるだけですから、発生する熱を抑えることはできないのですから。
極端な話ですが、夜間に車は乗らないというのであれば、ヘッドライトから熱が発生することもありませんので、黄ばむことも無くなるでしょう。
ヘッドライトの黄ばみ対策としてコーティングを勧める業者もいますが、コーティングはクリア層の上へ施工するものです。
内側からの熱でクリア層が黄ばんでしまうのですから、なにをどうあがいてもコーティングには黄ばみ対策としての効果はありません。
黄ばんでいくのを遅らせる方法といえば、洗車のたびにコンパウンドなどで磨くことで目には見えないわずかな黄ばみを取り除けるでしょう。
この磨きを続けることで、常に綺麗なヘッドライトを維持できますが、毎回コンパウンドで磨くというのも大変です。
例えば、ピカールや拭くピカと言う製品には研磨剤が入っており、これらの製品で撫でるだけでもコンパウンドで磨いた効果と同じような効果が得られるため、楽にヘッドライトの輝きを維持できるでしょう。
ピカールやコンパウンドはヘッドライトのクリアを削るため、塗装に良くない。というデマに近い情報をみかけることがあります。
たしかに削り続ければ下地が出てしまいますが、ピカール程度の研磨剤粒子で下地を出そうなどと考える方がおかしな話です。
常に同じ箇所を休む暇もなく力いっぱい磨き続けても、数十時間〜数百時間かかるでしょう。
もちろん塗膜の状態によってその時間は変わってきます。
すぐに下地が出てしまうほど劣化しているのであれば、黄ばむどころではなくヘッドライトがぼんやりと曇っている状態ですから、見た目がボロボロのヘッドライトとなっているでしょう。