板金塗装屋を4回転職して経験したこと、つらかったこと。

板金塗装屋を4回転職して経験したこと、つらかったこと。

誰でも1度は転職を考えたことはあるでしょう。

 

高校生時代のアルバイトでも、新卒で入社した会社でもなんでもいいです。

 

転職を考えても転職しなかった人、実際に転職に成功した人や失敗した人。

 

 

仕事には様々な不安が付きものです。

 

そんな僕も4回ほど板金塗装屋さんを転職して現在の板金屋さんに勤めているわけです。

 

その4回の転職から得た経験や知識、葛藤などをお話していきます。

 

 

板金塗装は技術だけがあれば良い

 

従業員であるうちは、とにかく技術が高ければ誰も何も文句は言いません。

 

プログラマーやデザイナーなどでも同じですが、とにかく素早く綺麗に仕事をしていくことが最も大切なのです。

 

反対に遅ければ怒鳴られ、今でも平気でパワハラやサービス残業が残っている世界ですから、好きでなければ続けられない仕事です。

 

 

プログラマーなどでもありがちな話と聞きますが、ブラック企業ではトイレに行く暇すら与えられず、サービス残業は当たり前の社風などという会社も少なからず存在しているようです。

 

その点、板金塗装は厳しいと感じているだけで、案外自由な業界なのかもしれません。

 

未だにくわえタバコで仕事をしている人もいますし、休憩時間も適当。

 

 

多少の遅刻や残業はあまり気にしないという社長も多いため、のんびり仕事ができる業界だと思います。

 

今は1人で仕事をしていますが、過去に勤めた会社の社風からなのか、相変わらずのんびり仕事をしているのですが、これができるのも板金塗装屋さんならではないでしょうか。

 

サービス業であればお客さんが来るだけで営業が始まり、上手くいけば数分で1つの取引が完了します。

 

しかし板金塗装は早くても2日程度の預かりになるため、誰にも会うことが無いという日も珍しくないほどです。

 

 

あまり周りを気にせずにのんびりと仕事が出来るのも、転職を繰り返してその会社の良いところを吸収できたからではないでしょうか。

 

転職する最大のメリットは、吸収できること

 

盗む。とも言えますね。

 

本来盗む行為は犯罪ですが、犯罪にあたるのは盗んだものが物質化したときだけです。

 

人は誰が何を考えているのかは分かりませんから、ただ考え方や行動を盗み、吸収してしまえば良いだけ。

 

 

その職場で学んだことを吸収してスキルアップに繋げると、「頑張った人」として褒められることになります。

 

学校を卒業して就職し、定年まで勤め上げる。

 

もちろんこれは素晴らしいことですし、誇りに感じても良いでしょう。

 

 

同じ職場で長年働き続けることは、我慢の連続です。

 

上司の罵倒にも耐え、取引先の理不尽な要求も飲まなくてはなりません。

 

社内を改善したくても意見が通らず、悔しい思いをすることもあります。

 

 

この悔しい思いこそが、次につながるステップとなるのです。

 

転職前、転職後、どちらの会社にも良い部分と悪い部分、言い換えればあなたに合う部分と合わない会社があります。

 

こうすればもっと良くなるのに。

 

 

なるほど。このやり方もあったのか。

 

転職の数だけ、チャレンジと吸収をして人は成長していくのです。

 

転職しなければ新しい発見には巡り会えませんし、やりたいことをいつまでも心の中に閉じ込めているだけ。

 

給料や技術を高めたいのであれば、転職する以外に方法はないのです。

 

 

工場の転職を繰り返して到達した場所

 

板金塗装屋さんに就職が決まり、見習い時代は塗装からはじまり、数年後に転職して板金を学びました。

 

また数年後に退職をし、塗装一本で7年ほど勤め、現在は1人で板金と塗装をしています。

 

なぜ3社目で板金と塗装をやらなかったのそれは板金が嫌になったからです。

 

 

塗装の腕には自信がありましたが、板金は素人同然です。

 

パテを盛ったこともなければハンマーの使い方も知りません。

 

見習いの後にもう一度見習いをやるのがバカバカしくなってしまったのです。

 

 

とは行っても3年ほどは働いていましたので、そこそこ板金もできるようになって、「やっぱり塗装がやりたい!」と感じてしまったのです。

 

いざ塗装一本で仕事をしてみるとどうでしょう?

 

やっぱり両方やりたい!

 

 

ワガママにもほどがありますが、これが本当に自分がやりたいことだったと、ようやく気付けたのです。

 

気付いたのが板金塗装をはじめて13年ほど経ったころですから、とても長い時間がかかりました。

 

しかしこの4社全てで吸収したことがあるからこそ、今の自分がありますし、ようやく自分らしい生き方を見付けられました。

 

 

転職することは悪いことでもなんでもないです。

 

今の日本はどんどん能力主義になってきていますから、技術が高ければ使いほど有能とされる世の中です。

 

年功序列なんて考えはもう時代遅れなのです。

 

 

いま一度、転職について考えてみましょう。