コーティングにはバリアスコート!ムラになりやすく長持ちしないデメリットも簡単施工で解決できる

コーティングにはバリアスコート!ムラになりやすく長持ちしないデメリットも簡単施工で解決できる
車のコーティングと言えば、ワックス掛けやコーティング業者に施工してもらう方法が主流でしたが、ここ数年でコーティング製品の品質も向上し、一般の方でも簡単に施工可能になりました。
販売価格も抑えられているため手を出しやすいものとなっていますし、ワックス単体ではなく、付属品もセットで販売されていますから施工から拭き上げまで行えるものが多く、ワックスを施工するためにあれこれ買う必要性が無いのが特徴です。
なかでも、ワコーズ社が販売しているバリアスコートの性能は素晴らしく、自動車に使われている全ての材質(部品)に使用可能と言っても過言ではありません。

バリアスコートとは

「ワコーズ」と呼ばれている和光ケミカル社が提供するスプレータイプの自動車専用コーティング剤です。
他社のスプレータイプと最も大きく異なる点は、樹脂製品や艶消し塗装部分にも問題なく使える点です。
他社のスプレーワックスは、未塗装樹脂に付着するとスプレー跡が残ったり、白くボケてしまう弊害がありました。
しかしこのバリアスコートは、未塗装樹脂やガラスに付着しても跡にならずに艶を出してくれる効果も兼ね備えています。
艶消し部分へバリアスコートを施工すると、塗った瞬間には艶が出てしまいますが、すぐに乾いてしっとりとした艶消し感のある塗装へとコーティングされます。
色褪せてきたコーティングには最適なスプレーワックスですから、どのような場所(部品)でも選ばずに施工できるのが大きなメリットです。
また、バリアスコートをガラスに塗ることで撥水の効果を得ることも可能なため、バリアスコート一つあれば自動車のワックス掛けからガラスコートまで全てを補ってくれるでしょう。

バリアスコートの使用方法

 
筆者は鈑金塗装を生業としており、スプレーワックスではない本格的なコーティングからバリアスコートを使用した簡易コーティングまで、様々なコーティング手掛けています。
バリアスコートコートの特徴として、拭きあとが残りにくく伸びが良いため、固形ワックスのように難しい施工ではありません。
固形ワックスは、時間が経てば白く固まってしまったり、隙間に入りこむと取れなくなってしまいます。
バリアスコートなどのスプレーワックスはこのような塊になることはありませんから、エンブレムやドアハンドル周りが真っ白になることもありません。
施工自体はとても簡単なものなのです。

まずは洗車をして車を綺麗に

コーティング作業の前には必ず洗車を行うようにしましょう。
表面に付着した汚れは小さな砂の集まりですから、表面に砂が付着している状態でコーティングを行えばボディ表面を砂で引っ掻き回しているのと同じようなものです。
洗車方法については、ガソリンスタンドなどで業者にお願いしても良いですし、自宅でも構いません。
今ではセルフ洗車機という安く簡単に洗車できるものもありますから、そちらをチョイスしても良いです。
あなたに合った洗車方法を選び、車がきれいになった状態でコーティングを行いましょう。

コーティング施工から拭き上げ

ボディ表面にスプレーを吹き付けていきます。
バリアスコートをボディへ可能な限り近づけて腕を速く動かすことで霧が微粒子化し塗布範囲が広がるため拭き取りが簡単になります。
またこの際に、1度目の拭き取りで少し跡が残ってしまう場合は、ウエスへ少量のバリアスコートを吹き付けてから拭き上げることで綺麗に拭き取ることができます。
未塗装樹脂(水切りモール等)への付着を恐れることなく、全体へ吹き付けていきましょう。
必ずパネル1枚毎に吹き付けから拭き上げまでを行い、全て同時に施工することだけは避けてください。
拭き取りが容易なバリアスコートでも、長時間の乾燥で焼き付く恐れもあり、ムラになってしまう可能性があるからです。
吹き付け、拭き上げ。
吹き付け、拭き上げ。
この流れを徹底して行いましょう。
基本的には、以上の作業でコーティングは完了です。
本当に簡単に施工ができるため、自動車業界での評判も良く、日常的に使用している業者も多数あります。
以上でバリアスコートの施工方法についての解説は終了致しましたが、以下にちょっとした情報と言いますか、応用方法をお伝えします。

バリアスコートの番外編

筆者は自家用車にコーティングを施す際にバリアスコートを1年以上使い続けています。
月に一度程度の施工ですが、洗車後は常にツルッとしていますし、撥水も強力です。
そして、ガラス面にも使用しています。
オススメされている使用方法ではないので自己責任となりますが、ガラスに使用することで撥水効果もあり雨の日の見やすさは飛躍的に向上します。
さらに、ガラスの凍結防止にも効果があるため、冬場の解氷作業をほとんど行わなくても良いでしょう。
筆者は-20℃程度まで冷え込む地域に住んでいますが、解氷作業を行うのは年に数回程度です。
-5℃程度では全く凍結しないため、降雪地帯でなければ年間を通して解氷剤いらずともなり、バリアスコートだけで過ごせることでしょう。
繰り返しになりますが、推奨されている方法ではなく、自己責任です。
が、誰にでもオススメしたい施工方法でもありますので、バリアスコートの汎用性の高さを身を持って知ることとなるでしょう。