車の塗装はスプレーで直るのか?鈑金塗装のプロも缶スプレーを使っている事実

車の塗装はスプレーで直るのか?鈑金塗装のプロも缶スプレーを使っている事実

バンパーやミラーなどをDIYで補修する人も増えてきて、何度も練習を繰り返すうちに友人から塗装依頼なんてことも見かけます。

しかし、そのDIY手順は正しいのでしょうか?

鈑金塗装屋さんの修理方法と缶スプレー補修。塗料やスプレーガン以外に何か違いはあるのか?

DIY初心者からベテランまで、スキルアップに欠かせない情報を紹介します。

※この記事はDIYで塗装を行うための記事ではなく、あくまでもDIYで塗装を行いたい人に向けた記事です。

鈑金塗装屋さんが缶スプレーを使用する例

  • 無塗装バンパーを安く修理する

  • テッチンホイールの塗装

  • ブラックアウト部分の修復

中古車などの安請け負いで使用することが多く、一般ユーザー向けに使用することは少ないです。

もちろん、ユーザーとの話し合いの結果、安い修理を希望するユーザーであれば缶スプレーも使われますが、一般的にはほとんどありません。

しかし、缶スプレーと言えどもそこはやはりプロです。

塗料が垂れることはまずありませんし、しっかりと色も染めます。

密着性も考えて下地もしっかり作ります。

この辺りがDIYとプロの差で、DIYの作業内容をプロが見れば「剥がれるぞー。垂れるぞー。」と、内心ずっと思っていますから。

鈑金塗装屋さんは缶スプレーを上手く使えるけど、じゃあDIYでも上手く塗装出来るようになるにはどうすればいいの?

缶スプレーでも直せるが、経験やテクニックが必要になる

まず、塗装や塗料に対する知識は必要不可欠です。

さらには、缶スプレー特有の吐出パターンの理解。

このような点を理解していなければ、DIYでの修理は不可能と言っても過言ではないでしょう。

しかし、何事も勉強。

まずは情報をインプットし、インプットされたその情報を実際の作業でアウトプットしていけば必ず上達します。

生まれた瞬間から文字を書ける人なんて存在しないですし、誰もが繰り返しの練習を重ねて自分のものにしています。

塗装も同様に、一度や二度の失敗は誰にでもあるものです。

僕も見習いの頃はツナギに塗料をかぶったこともありましたし、調色済みの塗料をこぼしたこともあります。

未経験の状態でバンパーなどの塗装から始めるのではなく、失敗しても良いようにダンボールなどのいらない物を使って練習することで塗装の要領も掴みやすくなります。

とは言っても、未だかつて練習から入った初心者を見かけたことがなく、必ず大きな失敗をしていますけどね。

さて、練習はさておき、DIYでも直せることは分かりましたが、プロと一般の違いってどこにあるんでしょう?

DIYと鈑金塗装屋の最も大きな違い

DIYと一口に言っても、DIYにこだわり続けてガレージを設置し、コンプレッサーや溶接機などを揃えてる人もいます。

このような方々は例外して、あくまでも缶スプレーなどの簡易的な方法で修理している人へ向けた内容になります。

鈑金屋 DIY
コンプレッサー ×
スプレーガン ×
塗装ブース ×
缶スプレー

 

さらに細かく分けることもできますが、大まかにはこのようになるでしょう。

それぞれの特徴を解説していきます。

コンプレッサー

エアーを供給するための機械ですね。

塗装だけではなくてエアーツールにも使えますので、コンプレッサーがあるだけで利便性はかなり向上します。

コンプレッサー無しと比較すれば、タイヤ交換や各部品の脱着作業が一瞬で終わってしまいますので、雲泥の差と言えるでしょう。

スプレーガン

  • エアー圧の調整
  • 吐出量の調整
  • パターン幅の調整

缶スプレーではこの3つ、全てが一定です。

状況に応じた塗装方法を選べないので、入り組んだ箇所の塗装ではエアーが強すぎる、塗料が出過ぎるなどの弊害があります。

さらに、パターン幅も調整もできないので、細い物を塗装する時には余計な塗料が飛散してしまいます。

塗装ブース

単純にゴミの量が増えます。

さらに、吸込口が無いことで塗料のミストが行き場を失い、塗装面に付着してガサガサになってしまいます。

DIYと鈑金工場ではこれだけの違いがありますので、綺麗に塗装するにも缶スプレーの方が、さらに難易度は上がってしまうでしょう。

まとめ

缶スプレーでの補修は非常に難易度が高く、プロでも綺麗に塗装するのが難しい作業です。

情報をインプットし、何度も練習(アウトプット)を重ね、またインプットしてアウトプット。

ひたすらに繰り返すだけです。

平坦なパネルを綺麗に塗装するのであれば、2回〜3回程度練習すれば塗装は出来てしまいます。

細かいテクニックは後から付いてくるものです。

缶スプレーを使ったバンパーの修理方法は下記になります。