【プロが教える】車の塗装をDIYで行ったけど剥がれてしまった場合の対処法

【プロが教える】車の塗装をDIYで行ったけど剥がれてしまった場合の対処法

車好きであれば、自分の車を塗装してみたいという気持ちになるものですよね。

インターネットで情報を集め、その通りに塗装したつもりが失敗してしまった。

プロに依頼しても高くなるし、なんとか自分で解決できないかという考えも浮かぶでしょう。

今回は、様々な事例の失敗集を交えて、もう一度自分でリカバリーする方法をお伝えしていきます。

また、記事の最後では、リカバリーをプロに依頼した場合の参考価格も紹介します。

足付けが原因で塗装が剥がれてしまった

足付けをしたつもりなのに塗装が剥がれてきた。

初心者や慣れない人に多く見られますが、足付けを行ったつもりでもまだまだ足付けが足りなく、密着力が弱いことで塗装が剥がれてしまいます。

また、脱脂が不十分で塗装が密着していない状態でも塗装が剥がれてきます。

この状態のリカバリーが最も大変で、しっかりと足付けを行っている箇所とそうでない箇所の見分けはつきません。

剥がれていないからと言って、今は大丈夫でもすぐに剥がれるかとしれませんし、しっかりと足付けされていて密着しているかもしれません。

この場合のリカバリー方法は、ひたすらに研ぎ続けることです。

エアーを使える環境であれば、塗装面をエアブローし続けることで塗装はペリペリと剥がれていきますが、手作業では気の遠くなるような時間を必要とします。

全ての塗装を剥がし終えれば、その時点で十分すぎるほど足付けも出来ていますので、もう剥がれる心配はありません。

全く足付けをしないで、プライマーも吹かずに塗装した

洗車などをしてボディを綺麗にし、そのまま塗装した場合の例です。

1か月もすればポロポロと剥がれてしまい、見るも無惨な塗装となっているでしょう。

この失敗例のリカバリーは比較的簡単で、エアーを使わなくてもプラスチック製のカードなどを塗装面に押し当て、ペリペリと剥がしていくことで全て剥がれていきます。

カッターや鋭利な物を使うとボディに傷が付いてしまいますので、柔らかい樹脂を使ってペリペリと剥がしていきましょう。

※こちらの記事で足付けの重要性について解説しています。

https://diy-paint.com/post-12/

異なる性質の塗料を使って塗装がグニャグニャになってしまった

例えば、1液ウレタンの上へラッカー塗料を塗装すると、グニャグニャと縮れてしまいます。

この状態では密着性は全く無いので、簡単に剥がせてしまうでしょう。

シリコンオフなどの比較的弱い溶剤で拭き取るだけで、ほとんどの塗料は綺麗になります。

塗料が多少残っている場合は、#800程度のペーパーを使ってゴシゴシと落としていきます。

あとは本来の足付けして脱脂、塗装という工程で塗装完了です。

エッジ部の塗装が剥がれてきた

足付け不足か、何かの衝撃で塗装が剥がれてしまった例です。

剥がれたというよりは欠けたという表現が適切でしょう。

エッジ部の塗装が最も剥がれやすいので、足付け段階で入念に足付けを行う必要がありました。

しかし、塗装完了後に剥がれて来たのですから、足付け作業が足りなかったと言われても今さらどうしようもありません。

タッチアップをするか、欠けた角だけ平らにしてパネル1枚塗装するしかないです。

塗装が欠けてしまえば鉄板が剥き出しの状態ですので、このまま放置していてはサビが発生してしまいます。

※サビが進行した事例を画像付きで解説。

自分でも簡単にできる方法を紹介しています。

https://diy-paint.com/archives/398

 

剥がれたリカバリーをプロに依頼した場合の料金

3割以上はプラスされた価格での修理となるでしょう。

バンパー1本の塗装費用が3万円だとすれば、4万円程度の料金。

全塗装で失敗した場合であれば、手間もかかるため3割ではリカバリーしてもらえないでしょう。

全塗装が30万円と仮定し、3割で39万円。

仕事として成立しませんね。

50万円程度はもらわないと赤字にもなりかねません。

もちろん塗装の品質や剥がれ方にもよりますので、一概には決められません。

見積もり程度なら無料で行なえますので、一度相談してみても良いでしょう。

※各パーツごとに塗装費用を一覧にした記事です。

参考にしてください。

https://diy-paint.com/archives/363