新車の焼き付け塗装が一番良いのか?少しの傷では修理しないほうがいい?傷消し磨きは大丈夫?

新車の焼き付け塗装が一番良いのか?少しの傷では修理しないほうがいい?傷消し磨きは大丈夫?

新車の塗装と修理した塗装の最も大きな違いは、焼き付けされているか、焼き付けされていないかの違いです。

本来の塗装を剥がしてしまえば、サビに対する防錆効果も弱くなりますし、決してオススメすることはできません。

焼き付け塗装と修理工場の塗装は何が違うのか?

どこまでの修理だと新車の塗装に影響が無いのかなどを噛み砕いて説明していきます。

なぜ新車の塗装を剥がすべきではないのか

新車の塗装と修理工場の塗装。

最も大きな違いは焼き付け塗装と言いましたが、これ以外にも違う点はたくさんあります。
新車の塗装は何層も塗装が塗り重ねられ、そのたびに焼き付け乾燥がされています。

鉄板がむき出しの状態で、リン酸亜鉛処理という工程を経て、最下層の防錆加工、プライマー、ベースコート、クリヤーコート。

簡単な流れはこのようになっています。

レクサスと軽自動車を比較すれば塗装の層も違いますが、基本的にはこのような塗装方法です。

修理工場の塗装方法は、鉄板(またはパテ)むき出しの状態にサーフェイサーを塗装します。

サーフェイサーには防錆やプライマー的な役割を同時にこなしています。

どのような物でも変わりはありませんが、汎用品よりも専門用品の方が効果が高いのは当たり前で、サーフェイサーよりも新車の下塗り塗装の方が、防錆やプライマーとして強力なのは見て取れます。

修理工場でも、鉄板をむき出しにしなければ問題ない

傷を消す磨きは、クリヤーコートの表面を削るだけですし、傷のある部分(数センチ程度?)だけを磨く作業です。

傷が付いてしまったと言うことは、塗装がえぐれ、低くなっていると言うことです。

低くなっている箇所に高さを合わせるように削っていくだけですから、防錆に対しても密着にたいしても全く影響はありません。

塗装をする場合にも、塗膜を剥がさずにそのまま上塗りすれば防錆プライマーが残ったままですので、影響はありません。

本来、修理工場での塗装方法は、悪い箇所だけ直して(傷を消したりヘコミを直したり)塗装をします。

直した箇所だけを塗装できれば良いのですが、パネル単位で区切った方が綺麗に仕上がるため、ドアならドア。フェンダーならフェンダーというように、パネル単位で塗装をします。

修理をしても事故車になんてならない

この程度で事故車扱いされていれば、中古車は全て事故車になってしまいます。

ドアのエッジ部が欠けてタッチペンで塗装するだけで事故車になるのでしょうか?

事故車の基準は、こんなに小さな修理ではなく、溶接箇所を剥がすなどの大きな事故を起こした場合のみです。

ドアやフェンダーはボルトで止められていますので、交換だけでは事故扱いにはなりません。

まとめ

鉄板がむき出しになっていない小さな傷の修理であれば、新車の強力な焼き付け塗装を維持したまま上塗りができます。

ガリッとぶつけてしまえば、ヘコミもあるでしょうし、塗装も剥がれているでしょう。

この場合は、修理箇所のみ新車の塗装ではなく、サーフェイサーを塗装しますので、焼き付け塗装ではなく修理工場の塗装になってしまいます。

磨きに関しても同様で、小傷程度のものであれば今すぐでも磨きましょう。

塗装には全く影響はありません。