【プロも知らない!?】パテ研ぎで景色を映り込ませて歪みを確認する方法!

【プロも知らない!?】パテ研ぎで景色を映り込ませて歪みを確認する方法!

サーフェイサーを塗装したとき、サーフェイサーを水研ぎしたときに景色を映り込ませて歪みを確認する方法は当たり前ですが、パテ研ぎの段階で透かして歪みを確認することはできません。

手の感覚だけでデコボコの確認をしなければならないので、プロでも完璧な作業は難しいです。

触った感触というのは触ったところのデコボコしか見分けが付きませんが、景色を映り込ませれば手の判断よりも大きな面積のデコボコが確認できます。

慣れてくると映り込んだ歪み方で高い低いが判断できますし、研ぎの段階で景色を映り込ませることができれば作業時間も短くて済みます。

さて、その便利な方法とは。

調色用の疑似クリヤーを使う

いわゆる缶スプレーですが、塗料ではなく艶を調色時にクリヤーを塗装したのと同じような効果が得られるスプレーです。

サーフェイサーを水研ぎしているときに景色を映り込ませて歪みを確認するように、調色用の疑似クリヤーでも同じようなことができます。

調色用クリヤーの本来の用途は紹介する使い方と全く異なりますが、身近にある物を使って綺麗にする方法としてはかなり有能なスプレーで、裏技的な役割を果たしています。

パテを映り込ませる調色用スプレーの使い方

使い方は簡単で、ただ塗るだけ。

艶が出ていればそれだけで十分なので、塗装のように綺麗に塗ることを考えずに塗るだけです。

順番に説明していきます。

これがいつも通りにパテを研いだ状態

いつも通りに研いだだけですので、特に目立つところはありません。

ここへスプレーを塗り艶を出します。

右から透かした状態。

景色がはっきりと写り込んで、棒のような物が見えますね。

これを基準にすればデコボコも簡単に判断できます。

左から透かした状態。

電球が映り込んで、こちらもはっきりと景色が見えます。

まるで水を使ったかのように綺麗に映り込んでいます。

水分や溶剤はパテにとって天敵ではないのか

たしかに、パテを水研ぎすることはオススメはできません。

パテは水を吸い込み、水分の蒸発にも時間が掛かります。

しかし、溶剤はどうでしょうか。

パテを盛るときにはシリコンオフなどで脱脂をしてからパテを盛りますよね。

もちろん溶剤が残っている状態でパテを盛ってしまっては不良の原因ともなりますので、必ず乾燥させてからパテを盛りましょう。

コンプレッサーがあればエアブローするのが手っ取り早いですが、無い場合はドライヤーなどで乾かすだけで十分です。

熱が加えられれば溶剤の揮発も速まりますので一石二鳥でしょう。

この方法は鈑金業界でもあまり知られていない

僕もこの点は驚きました。

というのも、鈑金見習いころの師匠は、手の感覚のみで全ての作業を行うような教えでしたので、そもそも今回紹介した発想が生まれてこなかったのです。

その次に勤めた会社で、難しいパテ研ぎはこうやってやると見えるよ。という目からウロコ情報を手に入れたので、自慢げにここで紹介しているだけです。

たしかに手の感覚だけで全てのデコボコが判断できるのが一番ですが、それが出来ればサーフェイサーの水研ぎなんて必要ありませんからね。

透かさずに手の感覚だけで面を出せる職人がいるとすれば、その人は人間国宝級に凄い人なんじゃないかなって。

それくらい不可能に近いことなんですよ。