全塗装でサーフェイサーは必要ない!全部に塗るなんて素人のやることだよ!と、プロが言っています。

全塗装でサーフェイサーは必要ない!全部に塗るなんて素人のやることだよ!と、プロが言っています。

DIYで全塗装を行うときによく見かけるのが、全てのパネル、全ての面にサーフェイサーを塗装するようなことを良く見かけます。

なぜこのようなことをしているのでしょうか?

サーフェイサーを塗装するのはなぜなのか。

サーフェイサーを塗装しなければどうなってしまうのか。

なにも知らないままサーフェイサーを塗装していてはマイナスに働くことにもなります。

もう一度、サーフェイサーの必要性について振り返ってみましょう。

なぜサーフェイサーを塗装しなければならないのか

ここから始まらなきゃいけないんですよね、本来は。

そもそもサーフェイサーの役割がわかってないんじゃないかな?ってのが正直な感想ですが、サーフェイサーの役割をしっかりと理解し、上手に使えば塗装時間も作業時間も全て短縮できます。

塗装の下地としてサーフェイサーを塗装する!という固定観念が自分の中にあり、これを払拭しないまま成長してしまった。

誰かからアドバイスをされたのかもしれないし、インターネットで拾った情報なのかもしれない。

アドバイスしてくれた人はサーフェイサーを塗装して上手くいったかもしれないですが、塗装しなくても上手く塗装できた可能性もあります。

インターネットで拾った情報の提供者は誰なんでしょう?

ズブの素人が口達者に言ってるだけのかもしれませんよね。

 

サーフェイサー以外の塗装に関しても

  • なぜクリヤーを塗装するのか
  • なぜ足付けをするのか
  • なぜ磨きを行うのか

例えば足付け。

「剥がれるから足付けを行う」だけで終わるのではなく、なぜ剥がれるのかというところまで突き詰めなければ、足付け不足から塗装剥がれの原因にもなります。

サーフェイサーは、プライマーの役割。そして吸い込みを均一にする役割があります。

プライマーは足付けと同等ですから、傷んでいない箇所にはサーフェイサーではなく足付けを行うだけで十分な効果が得られます。

サーフェイサーを塗装しなければどうなるか

パテや鉄板などの下地が見えでしまえば、塗料の吸い込み量が変わってきますので、サーフェイサーを塗装しなければなりません。

しかし、なにも影響の無いところにサーフェイサーを塗装しても、膜厚が厚くなるだけでメリットなんてほとんどありません。

サーフェイサーを塗装すれば硬化から研ぎ、水研ぎであれば水分を無くす必要もありますよね。

これが車全体となれば、サーフェイサー研磨だけで1日以上かかりますし、途中で心が折れて雑な仕上がりにもなるかもしれません。

サーフェイサーを全体に塗装するメリットも少なからずある

言ってることが違うだろと思われるかもしれませんが、サーフェイサーを塗装するとノンサンディングタイプでない限り、必ず研がなくてはなりません。

サーフェイサーを研ぐことによって塗装の肌が平らになり、仕上がりがツルッとします。

しかしこれはベースコートの段階で研いでも大差は無いので敢えて硬いサーフェイサーを研ぐ必要は無いでしょう。

ベースコートが2液でもサーフェイサーの方が圧倒的に硬いので、研ぎに時間も掛かりますしメリットはかなり少ないです。

実際にサーフェイサーを全体的に塗装してみた

バンパーなどに傷が無数にある場合、チビチビと傷の箇所だけサーフェイサーを塗装するのではなく、面倒なのでバンパー1本サーフェイサーを塗装します。

とは言っても全て均一に厚塗りするんじゃなくて、傷のあるところにサーフェイサーを塗装していくと、周りにミストが飛ぶので自然と1本サーフェイサーを塗装したように見えるってだけで。

傷以外のところは軽くペーパーを当てるだけでいいんですけど、厚塗りしたところはしっかり当てなきゃいけない。

サーフェイサーって肌が大きくて、ツルッとさせておかないと塗装の時にボテボテの肌になるんですよ。

これがまた面倒で、水に濡れるとどこまで研げているのか判断が難しくて、乾いた時に研ぎ残しがあったりしてもう一度軽くペーパーを当てたりします。

仮にこれを全塗装でやるとなれば全てのパネルで同じことをして、研ぎ残しがあればもう一度研ぐ。

バンパーの水研ぎにかかる時間は30分程度ですので、面積の広いパネルなら40分以上はかかるでしょう。

これを裏面もやってたら二日くらい研ぎっぱなしじゃないですかね?

やはり全てにサーフェイサーを入れる必要は無いという結論

塗装面がツルッとする話はしましたが、そもそもDIYでツルッとさせられるほどの技術や道具が揃っているのでしょうか?

大半の人は安く塗装したいからDIYで塗装をすると思いますが、サーフェイサーを2kg以上も使ってしまえばそれだけで5000円以上の出費になるのではないでしょうか?

安く塗装することも重要ですが、まずは手順や必要性を学んだうえで、塗装用具を揃えてから塗装をしましょう。

浅はかな知識だけで塗装しても必ず失敗して後悔してしまいます。

必要の無い部品や段ボールなどを使って塗装の練習をするのも1つの手ですね。