【プロの施工方法】ヘッドライトの磨きをポリッシャーで行う手順と注意点

NO IMAGE

ヘッドライトの艶出し方法は、ポリッシャーだけではなく、塗装やコーティングなど、求める光沢によって施工方法は変わってきます。

ヘッドライトに関する記事はこれ以外にもたくさんありますので、ぜひ参考にしてください。

今回はポリッシャーを使ったヘッドライトの磨きに重点を当てて解説していきます。

マスキングを行う

洗車などでヘッドライトを綺麗にするのは当然のことですので、わざわざ記事内には盛り込まないですが、ヘッドライトに付着した砂や泥だけは必ず綺麗にしてから作業しましょう。

ヘッドライト周りのマスキングですが

  • フェンダー
  • グリル
  • バンパー
  • ボンネット

ほとんどの車種ではこれだけマスキングすれば問題ありません。

18mm程度のマスキングテープで養生し、内側に回り込ませる要領でマスキングしましょう。

ギリギリでマスキングをしてしまうと、ポリッシャーの回転でマスキングテープが剥がれてしまい、気付かぬうちにダメージを与えることにもなりかねません。

不安であれば2枚3枚と重ねて貼っても良いでしょう。

新聞紙などで厳重にマスキングしているのを見かけることがありますが、塗料が飛び散るわけでもなく、飛び散るのはコンパウンドのみですのでマスキングテープだけで問題ありません。

周りに付いたコンパウンドの粉やカスは水洗いの際に軽く触るだけで流れていきますので。

#1500程度のコンパウンドを使い、バフはウールバフを選択する

いわゆる「細目」と言われるタイプです。

コンパウンドの銘柄により様々ですが、「細目」「#1500」「肌調整用」などと明記してあります。

肌を調整するために磨くのではなく、黄ばみや艶引けを取り除くために使うので、ガンガンに当てる必要はありません。

この工程に要する時間はおよそ2分〜3分です。

もう終わりなの?というほど短くて良いです。

むしろ長時間行うことでヘッドライトのクリア層が剥がれてしまい、黄ばみやすくなってしまうので、簡単に磨く程度で十分でしょう。

キワなどのポリッシャーが入りにくいところは、無理に当てようとするのではなく、素直に手でゴシゴシしていきましょう。

ポリッシャーはピンポイントの磨きには不向きですので、狙った箇所以外にも磨いてしまう箇所が発生します。

これがクリアが剥げる原因ですので、決して深追いはしないよう心掛けましょう。

#3000程度のコンパウンドを使用し、バフはスポンジバフを使用する

この番手のコンパウンドとスポンジバフではクリア層はほとんど削れません。

いわゆる「傷消し」の役割で前工程のバフ傷を消していきます。

クリア層がほとんど削れないからといって長時間当て続けていると熱が発生し、ヘッドライトにダメージを与える可能性もありますので、あまり無茶なことはせずに手で触れる程度の熱さまでにしておきましょう。

基本的にはこの工程でヘッドライト磨きは終わりです。

さらに艶を追求したけれぱ次の項目で解説する要領で進めていきます。

超微粒子のコンパウンドを使用する

ここから先は黄ばみ取りなどを目的とした磨きではなく、ヘッドライトを究極に透明にするために行う磨きです。

ほとんどの人が違いに気付かないレベルの光沢なので、施工はお任せしますが、一応磨き方を書いておきますね。

#7000前後、超微粒子、最終仕上げ用のコンパウンドを使用します。

ポリッシャーの扱いに慣れていなければ、傷が増えてしまうだけですので、手作業で行っていきましょう。

傷消しの要領ではなく曇りを消すための磨きですので、絶対にゴシゴシと磨いてはいけません。

ウエスにコンパウンドを取り、サーッと軽く何度も何度も本当に何度も何度も磨いていきます。

力を入れてしまえば傷になり、全てが水の泡となってしまいますので、根気よく力を入れずに磨きます。

素早く撫でる要領でしょうか。

磨いてはコンパウンドを拭き取り艶の確認。

磨いてはコンパウンドを拭き取り艶の確認。

ひたすらに繰り返し、作業終了です。

この作業だけでもヘッドライト片側で10分以上はかかるでしょう。

ここまで細かいコンパウンドで磨ければ、汚れの付着も少なくなりますので、綺麗なヘッドライトを維持することも簡単になります。

コンパウンドで出来た傷は塗装の足付けと同じです。塗料は密着しない程度の傷と言うだけですね。

※足付けについては下記を参考にしてください。