【プロが教える塗り方!】クリアの最終艶出し方法とよくある失敗事例集とその対策

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さてさて、今回はクリアの艶出し方法ですが、コンプレッサーを使ったスプレーガンでも缶スプレーでもほとんど同じように艶を出すことは可能です。

塗装する前にこの記事を発見したあなたは幸運。

塗装を失敗してリカバリー方法としてこの記事へたどり着いたあなたも幸運です。

このあと紹介する方法と注意書きを守れば必ず艶は出せるようになります。

DIYに不慣れで均一に塗装が出来なくとも、磨きでカバーできるくらいの塗装なら誰にでもできるでしょう。

プロでもクリアの肌を磨きでカバーすることもありますので。

最終のクリア塗装は垂れるまで塗り込む勢いで

初めての塗装で上手く綺麗に塗れるわけがありません。

なぜなら限界点を知らないから。

垂れても良いと言う概念で塗装するのではなく、どこまで塗れば垂れるのかという見極めが必要になってきます。

プロでもそうですが、垂れるのは肌を見ていないから。

しっかりと景色を写し込み、肌を確認しながら塗装すれば限界点は見えてくるはずです。

塗装ブースが明るいのはそのためで、プロは常に蛍光灯や景色を写し込み、肌の状態を確認しながら塗装しています。

車界隈で有名な某youtuberの塗装を観てください。景色の写り込みなど気にせずにただ手を動かしているだけですから。

DIYで行う缶スプレー青空塗装でも、直射日光でない限り透かして見ながら景色を写り込ませ、肌の状態を確認しながら塗装することで失敗は無くなるでしょう。

一瞬の気の緩みや、「いけるだろう」という感覚だけで塗装すると垂れます。

プロも同じく垂らします。

缶スプレーがスプレーガンに敵わないシチュエーション

全塗装などの大面積の塗装ではスプレーガンに軍配が上がります。

この場合、4分の1程度に分割して塗装していけば缶スプレーでも確実に艶は出せるでしょう。

最初はフェンダーから前部分。

次はドア4枚。

最後にクォーターから後ろといった要領で進めていきましょう。

もちろん缶スプレーでも一度に全塗装はできますが、缶スプレーの特性として塗料の粒子が大きいので、ミストの付着によりガサガサの肌になってしまいます。

磨き工程で艶を出すことも可能ですが、間違いなく後悔するでしょう。

「時間が掛かっても良いから分けて塗装すれば良かった」と。

失敗も勉強ですので、磨き工程で心が折れてガサガサのまま乗るのもヨシ。

磨いている途中で集中力が途切れて下地を出して再塗装になるのもヨシ。

その失敗は必ず役に立つでしょう。

僕は絶対にやりたくありませんが。

最終クリアによくある失敗事例とその対策

しつこいほど書いていますが、はじめての塗装は上手く行かないものです。

失敗してからグーグル先生に聞いても後悔の念しかありませんからね。

失敗する前に必ず目を通しておきましょう。

ゆず肌になる

仕上げ前の塗装工程でドライに塗装し過ぎた。

塗装は常にハーフウェットを心掛けて塗装しなければ、ゆず肌になり磨き工程で苦労することになります。

最悪の場合、磨き工程でゆず肌を直そうとして磨きすぎて下地が出てしまい、再塗装になることもあります。

ゆず肌を磨き続けてツルっとなっても、どちらせよボテッとした肌になってしまって綺麗なクリアの肌にはならないでしょう。

完全な鏡面仕上げにしてしまえば良いですが、クリアの厚さや磨きのポイントを抑えていなければ下地が出てしまうでしょう。

クリアが垂れた

塗りすぎです。

肌を見ていない、もしくは見極めが出来ていない。

暗闇でもない限り、見る角度を変えることで必ず肌は見えます。

平らな鉄板を塗装するだけなら同じように塗装するだけですが、車の外装は複雑で同じように塗装するとプレスラインが垂れてしまったり、アウターハンドル付近の塗り込みが浅くなってしまうなどの弊害があります。

特に下側の塗装は光が当たりづらく、肌の確認も難しいので、下から覗き込むように見ることで肌の状態を確認できるでしょう。

クリアがガサガサ

垂れとは反対に塗り込みが浅い場合に起こります。

今回のテーマとほぼ同様に、最終のクリアで決まる場合がほとんどです。

ゆず肌になっても艶はイマイチですが、ゆず肌の場合はガサガサではなくボコボコと言った表現が正しいでしょう。

ゆず肌ではなくガサガサ肌の場合は、その日のうちにもう一度クリアを塗装してしまえば問題なく艶は出てきます。

単純にもう一度クリアを吹くという要領ですね。

クリアの回数は3回〜4回がベストですが、必ずしも4回までで決める必要はなく、上手く行かなければそのまま上塗りしても構いません。

ガサガサ肌を磨きで処理しようとしても、下地が出るか艶が無いままのどちらかになってしまいますので。

最終艶出し方法のまとめ

今回は艶出し方法と失敗事例を紹介しましたが、失敗事例の全ては必ず通る道です。

何度も塗装をしていくうちに様々な失敗事例が出てきますが、全てにおいて対策は異なります。

何度も練習して少しづつ上達していきましょう。