【プロのテクニック】板金塗装屋が教える、車の傷消しが簡単に出来るおすすめ方法

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車の傷には

  • ワックスで埋まる傷
  • 磨いて消える傷
  • タッチアップでごまかす傷
  • 塗装して修理する傷

この4つに分類されますが、今回は全ての修理方法を紹介していきます。

紹介する方法は、DIYでもできるテクニックに焦点を当てていますので、自分で直したい考えている人には是非とも読んでほしい内容となっています。

業者のように修理はできない

当然ですが、プロが塗装する方が綺麗です。

簡易補修で全く見分けが付かないほど綺麗になることは絶対にあり得ませんし、その程度で綺麗にできるなら、プロも同様の修理方法を行うでしょう。

しかし、タッチペンなどで線傷などを埋める作業一つとっても、業者はそれなりのテクニックを駆使します。

難しいテクニックではなく、発想の転換で綺麗に魅せる塗り方があるのです。

まずは順を追って、冒頭で紹介した各種傷消し方法について解説していきます。

ワックスで埋まる傷

洗車の際にワックス掛けを行うこともありますが、なぜワックスを掛けることで綺麗に見えるかと言えば、傷が埋まっているからです。

いわゆる「コーティング」の無い状態では、無数の細かい傷が乱反射を起こし、反射の方向性が一定では無いために艶が引けて見えます。

ポリッシャーを使った磨きも同様で、コンパウンドやバフの選定を間違えてしまえば傷だらけになります。

特に、シリコン入りのコンパウンドは傷を付けると同時に傷を埋めていくため、日に日にシリコン成分が落ちていくに連れて傷が現れてくるでしょう。

ワックスで埋まる傷は磨きで全て消すことが可能です。

ノンシリコンノンワックスのコンパウンドを使って根気よく傷を消していきましょう。

磨いて消える傷

先ほどのワックスで埋まる傷よりも若干深い傷でも磨きで傷を消すことは可能です。

きず部分に爪が引っかからなければ傷のダメージはクリア層(トップコート)のみですので、こちらもポリッシャーによる磨きで傷は消えていきます。

コンパウンドの選定は#1500程度からはじまり、バフはウールバフを使用。

傷が消えたらバフの目消しとして#3000のコンパウンド、バフはスポンジバフに切り替えて目を消していきます。

ここまでくれば嘘のように傷はきえてしまうでしょう。

タッチアップでごまかす傷

爪に引っかかる傷です。

基本的にクリア層の下までダメージがあると考えて良いので、磨いても傷が消えない場合が大半です。

消えない傷を磨くことで傷周りのクリア層まで削ってしまい、取り返しの付かない傷にもなりかねません。

本来であればクリア層の下までダメージを及ぼしているのは傷のみですが、傷だけを磨くことは不可能ですし、知らぬ間に下地が出てしまうことも少なくありません。

オートバックスなどでタッチペンを購入し、傷部分に筆塗りするだけで錆予防にもなります。

綺麗に塗るコツは

  1. マスキングテープを用意する(セロテープでも可)
  2. 傷の上下ギリギリにマスキングテープを貼る
  3. 3回程度に分けて薄くタッチアップしていく
  4. テープを剥がす

これだけです。

基本的に傷よりも筆の方が太いため、何もせずにそのまま塗ってしまうと塗料がはみ出して見るからに「塗りました」という感じがにじみ出てしまいます。

傷部分だけにタッチアップしたいのですから、綺麗な塗装面に塗料が付着するメリットはありません。

セロテープを代用する場合は、糊が残りやすいので長時間放置することは避け、作業終了後すぐに剥がしてしまいましょう。

塗装して修理する傷

線傷が1本ではなく、5本も6本もある場合にはタッチアップで目立たなくさせることは難しいです。

錆止めとしての効果は大きいですが、基本的にタッチペンは色が濃く、色差も大きいので、タッチアップする箇所が増えれば増えるほど目立ちやすくなってしまいます。

バンパーの角のみの補修であれば15,000円ほど。

1本塗装で30,000円。

リヤタイヤ前の巻き込み傷は70,000円程度が相場となっています。

タッチペンは数百円で買える場合が多いですので、テスト的に試してみても良いでしょう。

タッチアップ痕が気になるようですあれば、アルコールや灯油などで拭き取ることですぐに溶けてしまいます。

綺麗とは言えないまでも、満足出来るかどうかには個人差がありますので、一度試してみましょう。