【塗装のプロが見積もり】車の傷消し料金一覧。高額になる傷の種類とは?

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自分で傷を直せるなら安く済みますが、失敗が怖くて業者に依頼する場合もあるかと思います。

今回は、簡単な作業で直せて料金も比較的安い傷の種類や、塗装が必要になり料金も高額になってしまう傷の見分け方について塗装のプロが解説していきます。

比較的安い料金で直せる傷

薄い傷の場合は、塗装を行わずに磨きだけで傷を消せますので、料金も抑えられるでしょう。

どんな車でも長く乗り続けていれば洗車傷などで塗装の艶が引けてしまいます。

強い光が当たった際にギラギラとした反射が見られますが、これが艶が引ける原因となっています。

一時的に傷を隠す方法として、固形ワックスなどで埋めてしまえば傷は目立たなくなり、1ヶ月ほどは綺麗な状態を保てるでしょう。

しかし、ワックス分が落ちてくればまた傷が見えてきて、ワックス施工前の状態に逆戻りです。

傷を埋めるのではなく、コンパウンドで磨くことにより傷を消し、艶を復活させることができます。

ポリッシャーを使った傷消し方法

中古車を展示する前に必ず行われているのがこの磨きです。

もちろん、ぶつけた跡があれば修理をしますが、基本的には全体をコンパウンドで磨いて展示するだけです。

とは言っても見違えるほど綺麗になりますので、2,3時間程度の作業でここまで綺麗になれば誰もが喜ぶレベルの艶となるでしょう。

料金相場

汚れや傷の程度やしあがりのレベル、車の大きさによって違いはありますが、3万円〜の作業となるでしょう。

基本的には外観だけの作業ですが、オプション的な要素としてドアの内側なども綺麗にしてくれたりもするので、業者と打ち合わせのうえ作業を行いましょう。

プラス2万円程度、5万円あれば見違えるほど綺麗になりますし、ワックスで傷を埋めているわけではないので新たに傷が付くまでは簡単に艶を維持することができます。

さらに、磨き後にワックスなどのコーティングを施工することで塗装面を保護しますので、長期に渡って艶の維持が可能になります。

高額になってしまう傷

ガリ傷と呼ばれる、爪が引っ掛かってしまうような傷を指します。

鍵などで引っ掻いたイタズラ傷や、塗装がえぐれてしまった場合の傷は高額になってしまいます。

先ほどの磨き作業では傷を消しことが出来ないため、塗装をして傷を直す作業をしなければなりません。

磨きで消える傷はクリア層(トップコート)のみに傷が付いているため、下地のカラーベースまで傷が届いていません。

クリア層を削って傷を平らにすることで傷は消えますが、下地まで磨いても綺麗になるどころか傷のまま放置した方が良かったとさえ思うほど、見るも無残な姿になってしまいます。

浅い傷ならDIYで磨くことも可能ですが、塗装となればとても難しく、ほとんどの人が失敗して工場へ持ってきます。

その分の修正料金も上乗せされてしまうので、DIYで塗装を行う場合にはしっかりと情報を集め、必要のない鉄板などてテストをしてから塗装するように心掛けましょう。

料金相場

バンパーの角だけで15,000円。

1本塗装で30,000円。

ドア1枚塗装で40,000円〜50,000円程度。

およそこのあたりが相場になっています。

車種や色が変われば料金も変わってきますので、一度相談してみましょう。

高額になってしまう傷は錆に繋がるので注意

この事例は頻繁に起こります。

例えば、深い傷で塗装料金が高いために直さないまま放置して錆になってしまいます。

鉄板が錆びたと言って修理をお願いされることがありますが、錆びた修理の方が高くなるのは当然ですよね?

傷だけではなく、傷の周りにも錆が進行していますので、修理の範囲が広がってしまいます。

錆の怖いところは、見た目にはダメージが無くても内部でどんどん進行してしまうことです。

塗装が剥がれた頃には鉄板もボロボロになって穴が開くということも少なくないので、早急に処置をしなくてはなりません。

オートバックスなどで売っているタッチペンを購入し、傷部分に塗り込むだけで錆の進行を何十倍も遅くすることができます。

鉄板が出てしまえば10日程度で錆が発生しますが、傷が付いた直後に塗れば1年や2年は錆びずに維持できます。

そして、錆の修理と大きく違うのは、タッチペンを使っても塗装料金は変わりません。

傷の外側に塗料が数ミリ程度はみ出しているだけですし、タッチペンの塗料はシンナーを使えば溶けてしまいます。

マニキュアと除光液の関係と似ていますね。

1分や2分程度で除去できますので、高くなることも無いと考えて良いでしょう。

傷の修理による売却額の変動

ほとんどありません。

むしろ、直さないまま売却する方が総合的に高くなります。

極端な例ですが、事故を起こして修理費用が100万円だとします。

直してもプラス100万円では買い取ってもらえません。

なぜなら、間違いなく事故歴が付いているからです。

修理をして買い取り価格が上がったとしても、せいぜい30万円程度でしょう。

細かい傷などでも、業者に依頼して磨いてもらったとしても、買い取り価格は赤字になります。

自分で磨きを行えるのであれば、綺麗にしてから売却すればある程度の価格は保証されますが、微々たるものです。

リサイクルショップなどでも同様ですが、ある程度の洗車と掃除だけで十分な売却価格となるでしょう。