【プロの磨き方】車の磨きでポリッシャーを使う際に絶対にやってはいけないこと

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コンパウンドやバフの選定を間違えてしまえば塗装面が傷だらけになり、全てが台無しになってしまいます。

工程ごとにバフやコンパウンドを使い分けて行くだけで塗装は蘇りますので、いま一度おさらいしてみましょう。

DIYで磨きを行う際の注意点や、磨きで失敗してしまった後のリカバリー方法などを解説していきます。

艶の復活にウールバフを使用することはほとんどない

ウールバフの役割として最も大きいのが「肌調整」です。

艶を復活させることが目的ですので、肌の調整を行う必要はありません。

塗装したパネルと塗装していないパネルの肌を合わせたり、ガサガサしている箇所を磨いて艶を出すためにウールバフを使う場合が大半ですので、艶の復活であればスポンジバフだけあれば綺麗になるでしょう。

ウールバフを使うと傷だらけになる

いわゆる「オーロラマーク」と呼ばれる傷がついてしまいます。

もちろんスポンジバフでもオーロラマークは付きますが、ほとんど見えないような薄いオーロラマークですので、気になる人は少ないです。

磨きの工程や方法を熟知していれば良いですが、コンパウンドの選定を間違えれば傷だらけになります。

最も怖いのは、磨いた瞬間は綺麗でも数日後にオーロラマークやバフ目が出てきて、ヘッドライトなどの強い光が当たることでギラついてしまうことです。

これを防ぐためにも、ウールバフではなくスポンジバフを使用しましょう。

コンパウンドは極細目を使用する

磨き作業は、およそ#3000番程度のコンパウンドとスポンジバフで十分です。

はじめての作業で必ず感じますが、磨いた瞬間にツルツルになり、綺麗になったという錯覚に陥ってしまいます。

10cm×10cm程度を目安に磨いていきますが、慣らすだけなら数秒で終わってしまいます。

これでは磨く意味が全くがないので、蛍光灯などを塗装面に映し込み、常に傷を意識して磨いていきましょう。

10cm×10cmを磨くのに要する時間は、およそ2分ほどです。

これをひたすら繰り返して磨いていきましょう。

磨きを進めていくうちに、疲れて妥協したくなると思いますが、その妥協が結果となって現れてしまいますので、ここは1つ辛抱して磨いていきましょう。

「板金塗装屋さんは毎日こんなことやってるのか。しんどい。もう出来ない」というようなことをよく聞きますが、もう慣れです 笑

毎日やっていればコツも分かるしすぐに終わってしまいますから。

どんな作業でも、なれない作業はとっても疲れます。

必ずノンシリコンノンワックスと表記されているコンパウンドを使用する

コンパウンドにシリコンやワックス成分が入っていると、磨き傷や擦り傷などを埋めてしまいます。

傷が埋まってしまったことで傷が消えたと錯覚して、作業終了後の数日中にまた傷が出てきてしまいます。

せっかく磨いたのにまたやり直しだ・・・

とならないためにも、磨きには必ずノンシリコンノンワックスのコンパウンドを使いましょう。

プロは、シリコンやワックス系のコンパウンドを使うことはほとんどありません。

ノンシリコンノンワックスで磨いて傷を消し、最後に超微粒子(#8000〜#12000)程度のコンパウンドで最終艶出しを行います。

この後にワックスを掛けることで傷が全くない状態での施工となるため、最も艶が出せることになります。

ウールバフを使って傷だらけになってしまった場合の対処法

先ほどの極細目のコンパウンドとスポンジバフを使用し、10cm×10cmで少しずつ磨いていきます。

LEDのスタンドライトがあればベストですが、無ければ蛍光灯などを映し込んで傷を確認しながら磨いていきましょう。

見えづらくても見えるように工夫しなければ傷は見えませんので、下から覗き込むように見ることで傷を確認しやすくなるでしょう。