下回りが錆びている車のアンダーコートをDIYで綺麗にする方法

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錆の上へ塗装しても綺麗になったように見えるだけで、塗膜の中では常に錆が進行しています。

錆びてしまった鉄板を綺麗にしなければ、見た目だけの塗装となりアンダーコートを塗装する意味がありません。

これまでに何度かDIYで行うアンダーコートの施行方法などを解説してきました。

https://diy-paint.com/archives/83

https://diy-paint.com/archives/893

https://diy-paint.com/archives/891

アンダーコートをプロに依頼した際の料金一覧などもあります。

https://diy-paint.com/archives/892

今回は、今までに解説してこなかった「錆びてしまった下回りを綺麗にしてアンダーコートを施行する方法」を解説していきます。

サビ転換剤を使う

費用対効果の面で、これがベストな方法です。

錆を落としてアンダーコートを施行する方法もありますが、錆び落としだけで何十時間も掛かりますので絶対にオススメしません。

ましてやDIYでの作業となれば時間も限られてきますし、数週間も放置したままでは新たに錆が発生する可能性も捨てきれません。

プロが本気で錆を落とす場合、サンドブラストと呼ばれる方法で錆を落としていきます。

下回りの余分な部品をすべて外したうえでサンドブラストを行いますので、費用だけでも100万円近くはかかってしまうでしょう。

いわゆる「レストア」の部類に入りますので、オススメする方法ではありません。

やはりサビ転換剤でサビを鉄へ転換し、その上からアンダーコートを施工するのが最も理想的でしょう。

 

オススメする錆転換剤

上で紹介しているエンドックスの錆転換剤(速乾タイプ)です。

他の製品の比べて価格は高いですが、プロも使っていますので信用性も高いです。

スプレータイプは基本的に割高ですのでオススメはできません。

スプレーにはガスが入っているため、単純にガス代が加算されて値段が上がってしまうのです。

反面、エンドックスの製品は筆やハケでベタベタと塗れますし、塗った直後と乾燥後の色が全く違うので重ね塗りの感覚も目視で簡単に確認できます。

さらに、他製品の場合は重ね塗りの回数に上限がある製品もあり、厚塗りができません。

ハケで塗れば必然と厚塗りになってしまいますし、膜厚もバラバラです。

重ね塗りの定義には膜厚も含まれているため、一度塗るだけでも膜厚過多となってしまい、不具合が出る恐れもあります。

製品の購入前には必ず使用方法を確認しましょう。
サビ転換剤の値段を調べてみる

 

錆転換剤の使用方法

錆びている箇所にベタベタと塗り、色が変わってきたら重ね塗りしていきます。

どこか一ヶ所だけの錆なら乾くまで待たないといけませんが、下回りの錆なら一周している間に乾ききってしまうでしょう。

およそ、4回〜5回程度重ね塗りすれば塗膜も強く、錆の転換と防錆に大きな効果を発揮します。

ここまでくれば翌日にアンダーコートを施行して完了です。

※アンダーコート施行方法

https://diy-paint.com/archives/83

※アンダーコートをより強力にするためにチッピングコートを使う方法

https://diy-paint.com/archives/891

錆転換剤を使う際の注意事項

冬場の施行は避けた方が無難です。

転換剤に含まれる溶剤の揮発が極端に遅くなるため、作業の効率も悪くなりますし、翌日に乾燥していないこともあります。

可能な限り暖かい日に作業をして、雨の降っていない時にアンダーコートを施行しましょう。

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また、臭いが非常に強烈で、屋内で転換剤を使うのは危険です。

アンダーコートの下処理程度であるなら、外で作業を行っても問題ありません。

風通しの良いところで行うようにしましょう。