【プロの解説】DIY塗装で失敗して垂れる原因と垂れないための塗り方。

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自分の大切な車を綺麗に塗装したいという思いは誰にでもあるものです。

缶スプレーなどを使って、DIYで修理や色を塗り替えたいと思う気持ちもあります。

正しい手順で行えば失敗も少なく、最初から綺麗に塗装できることも少なくありません。

しかし、塗装の垂れは何度も塗装していると必ず経験するものです。

垂れる原因と垂れないための方法をおさらいしていきましょう。

垂れるのは塗りすぎが原因

これはもう誰でも分かりますね。

単純に塗膜が厚くなりすぎて限界を超えてしまったから垂れてしまうのです。

ではなぜ、垂れるまで塗り込んでしまったのか?

スプレーの動きが遅い(手の動きが遅い)

缶スプレーの特徴として、エアー圧が弱く吐出量が多く、粒子が粗いといった特徴があります。

スプレーを速く動かさなければブチブチとした粒子が塗膜になります。

一つ一つの粒子が大きければ塗膜も厚くなってしまいますので、垂れる可能性も高くなるでしょう。

スプレーを速く動かすことで細かな粒子を再現できますので、塗膜の塗り込み調整の難易度が下がります。

乾燥時間が短い

塗装の基本として

  1. 捨て吹き
  2. 中吹き
  3. 色止め
  4. 仕上げ

大まかに分けるとこのような感じになります。

各工程で十分な感覚を開けずに塗装を行えば、塗膜が徐々に徐々に厚くなり垂れてしまいます。

小さな部品であればあるほどこの現象は現れやすいので、次の塗装したい気持ちを押えてしっかりと乾燥させてから塗装していきましょう。

色の変化しか見ていない

肌や乾燥具合を見ていないと垂れてしまいます。

同じ色なら塗り込み具合を確認しなければならないという気持ちになりますが、違う色を塗装する場合は色の変化に目が行きがちです。

塗装は何度も薄く塗り重ねていくものですから、一度に厚塗りをすることでトラブルにもなりかねません。

何回も色を塗って少しずつ染めていくことを意識すれば綺麗に塗装できるでしょう。

塗装は必ず時間を置きながら薄く塗り重ねる

垂れる原因はすべてここにあります。

クリアの仕上げで垂れるのも、艶を出そうと欲張りすぎて塗り込んでしまったからです。

もちろん、ガサガサになると後処理が大変ですので、垂れてしまうほど塗り込むのも重要です。

しかし、8割程度の塗り込みで肌を確認し、艶が足りなければもう一度塗装すれば良いだけですので、何度も塗装をしてコツを掴んでいきましょう。

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