新車でも洗車は頻繁に行った方が良い。塗装のプロが教える、洗車で塗装を守る方法

新車でも洗車は頻繁に行った方が良い。塗装のプロが教える、洗車で塗装を守る方法

新車の塗装は非常に綺麗で水洗いをするだけでピカピカに復活します。

オプションでコーティングをしているからと言って、水洗いだけで済ませて塗装を保護し続けられるのでしょうか?

答えは NO です。

塗装や塗膜に関する正確な知識を身に着けて、正しく塗装を守っていきましょう。

コーティングは経年劣化により皮膜がうすくなる

岩ですら海の波で削られていくのですから、柔らかなコーティングはすぐにすり減っていきます。

正しい方法でコーティング施工が行われているなら、剥がれることはありませんがコーティングはすり減って徐々に薄くなっていきます。

洗車機のブラシや洗車スポンジ、吹き上げタオルですらも徐々にコーティングへダメージを与え、次第に皮膜が無くなってしまいます。

これを防ぐために「コーティングのメンテナンス」をするわけですが、このメンテナンス剤がコーティングを守るために新たに皮膜を形成してくれるのです。

コーティングの上へ新しいコーティング皮膜を形成

車の塗装は外観保護などの観点からトップコートにクリアを塗装していますが、これだけではクリアが劣化してしまい、数年で艶がなくなってしまいます。

艶引けを防止するためにコーティングを施工しますが、このコーティングも経年劣化で薄くなる。

薄くなる前にコーティングの上へ更に皮膜を形成することでコーティングの劣化を防止すると同時に、クリアの劣化も防止しています。

常に上塗りを繰り返していかなければ塗膜は劣化してしまいますので、コーティングという簡易的なクリア皮膜を擬似的に形成することでボディの艶を維持する。というのがコーティングの役割です。

コーティングを施工していない車の場合の洗車方法

新車であろうが中古車であろうが、ボロボロの軽トラックでも塗装は塗装です。

塗装の上へ皮膜を形成すれば艶は復活しますし、長期的に艶を維持することもできます。

どのようなワックスでも構いません。

スプレーワックスでも固形ワックスでも良いので、洗車後にワックスでコーティングするだけで艶はすぐに復活します。

  • スプレーワックスは簡単、安い、寿命が短い。
  • 固形ワックスは難しい、高い、寿命が長い。

このような特徴がありますので、頻繁に新車をするのであればスプレーワックスを使用。

頻度が稀であれば固形ワックスを使いましょう。

なお、ワックスを軽自動車に施工する場合にかかる時間は

  • スプレーワックスが30分以内
  • 固形ワックスは1時間以上

ですので、すぐに終わる「スプレーワックス」をオススメしたいところですね。

僕は大型のSUVに乗っていますが、洗車は週一回ほど。

ワックスはスプレーワックスをチョイスしています。

圧倒的に楽ですので。

洗車の頻度

10日に一度は行うべきです。

晴れが10日続いたからと言って、塗装が綺麗な状態を維持できているわけではありません。

風もホコリもないガレージなら話は別ですが、一般的には屋外へ駐車していますので、必ず砂埃が舞ってきます。

砂埃が溜まれば塗装へダメージを与える可能性もありますし、塗装表面のコーティングも劣化してきます。

可能な限り短いスパンで洗車をし、可能な限り簡易的なコーティングを行うように心掛けましょう。

鳥の糞は最大の敵

鳥の糞は酸性です。

塗装膜へ侵食してコーティングだけではなくクリア層まで剥がれてしまう恐れもあります。

鳥の糞を見つけた際には、すぐに水で洗い流し、綺麗にしましょう。

さらに、コーティングが必ず剥がれてしまっているので、鳥の糞が落ちていた箇所には必ずコーティングを施工するようにしましょう。

取り除いた後に水をかけると一目瞭然ですが、鳥の糞が落ちていた箇所の水弾きが全く違います。

水の流れで鳥の糞の形ができてしまうでしょう。

これは完全にコーティングが剥がれ落ちてしまっている状態ですので、その箇所だけ塗装の劣化スピードが早まってしまい、黄色く変色することも考えられます。

鳥の糞は必ず取り除くよう、心掛けましょう。