【プロが教える】車の全塗装をDIY行なうために費用を抑えて必要なもの安く揃えてみよう

【プロが教える】車の全塗装をDIY行なうために費用を抑えて必要なもの安く揃えてみよう

さぁ、気合入れてやりましょうか!

と思ってこの記事を見ていてくれるなら全力で応援します。

プロが使っている道具は高価過ぎて手が届かないという人もいますので、代用できるものは代用してなるべく安く抑えたいものです。

ここでは、全塗装を行うために必要な道具を可能な限り安く、手間の掛からない方法を紹介していきます。

全塗装するために必要なもの一覧

  1. 塗料
  2. マスキング用紙
  3. マスキングテープ
  4. 足付け用ペーパー
  5. 脱脂剤
  6. ウエス
  7. タッククロス

順番に解説していきます。

塗料は缶スプレー、マスキングは新聞紙

数十回と全塗装を行うのであれば、コンプレッサーとスプレーガン、エアーホースなどを揃えた方がコスパは良いですが、一度や二度程度の全塗装では缶スプレーに軍配が上がります。

缶スプレーが1本300mlの1,000円として

サーフェイサー20本

ベースコートで60本〜80本

クリアで50本

一般的なセダンタイプであっても、最低で130本の缶スプレーが必要になってきます。

価格は1000×130=130,000円

高いですね……。

今までに何度か実際に自家塗装をした車を見てきましたが、そのほとんどは70,000円程度で塗料を揃えたようです。

まとめ買いをして安く抑えたり、先ほど紹介した本数よりも少ない本数で塗装したりと。

外側だけを全塗装して、内側を塗装しない塗り方でも塗装費用は抑えられますね。

ただ、あまりにも少ない本数で塗装をすると、クリアの膜厚が薄くて艶が出せなかったり、ベースコートが透けてしまう可能性もありますので、その点は十分に注意してください。

あくまでも綺麗に、なおかつ絶対に足りなくならない本数は最低でも130本の缶スプレーなので、車の大きさや色によっても多少変化してきます。

マスキングに関しては、専用のビニールがありますが、代用として新聞紙でも全く問題ありません。

安いマスキング用紙のほとんどは、すぐに穴が開くほど薄く作られています。

普段からマスキングを行っていなければ、どの程度の厚さの紙が適切なのかというそとを判断するのは難しいでしょう。

さらに、紙が薄ければ吸い込んだ塗料が裏面に滲み出てしまい、ガラスやモールなどに貼り付いてしまいます。

貼り付いた塗料を綺麗にする作業はとてつもなく大変ですし、黒いモール類に貼り付いた塗料はまず取りきれません。

モールを綺麗に塗装するか、新しいものを購入するか、そのまま放置するか。

はじめのうちは新聞紙で代用しましょう。

マスキングテープは3M製がオススメ

100均などでもマスキングテープは売られていますが、塗料を使用することを前提に作られていないので、様々なトラブルが発生します。

  • 塗料を吸い込まない
  • 吸い込まない=塗料が弾く
  • 柔軟性がない(すぐに破れる)
  • 糊が強すぎる(弱すぎる場合も)

おおよそこのあたりです。

塗料が吸い込んだら貼り付くんじゃないの?と考えますが、その変はさすが専用設計です。

染み込んでも裏面までは浸透しないので、貼り付くこともありません。

安いマスキングテープは表面に様々な模様や加工がされています。

この加工がやっかいで、塗料を吸い込まなければ弾いてしまい、弾けば塗料が流れてボディに付着する恐れもあります。

マスキングテープは別名、紙テープと呼ばれることもありますので、この紙が塗料を吸い込む役割を果たしてくれるので、塗料が流れてくる心配もありません。

足付け用ペーパー

ホームセンターで売っている#400程度のスコッチブライトがオススメです。

プロがつかうこともありますし、手に入りやすく値段も高価ではありません。

板金塗装屋さんの最近の主流は「アシレックス」と呼ばれるペーパーを使いますが、足付けの際に粉が大量に出てきますし、粉を取り除くにも水洗いで流さなければ綺麗になりません。

濡れたタオルでも良いですが、何度も何度も綺麗なタオルを使わなければならないので、はじめから水を使いながらスコッチブライトで足付けした方が速いでしょう。

ちなみにですが、プロは大きな面をダブルアクションにアシレックスを付けてペーパーを当てます。

粉だらけで水洗いの必要があるのと、細かい箇所の足付けが済んでいないので、水洗いをしながらスコッチブライトでドアノブなどの隙間を足付けをしていきます。

この際に研磨剤入りの洗剤を使いますが、クレンザーでも代用は可能です。

食器洗い用の洗剤は界面活性剤が強力で、拭き残しなどがあれば弾いてしまう恐れもありますので、クレンザーの方が良いでしょう。

もちろん、プロが使っている製品が最善なのは間違いないですが。

脱脂剤はシリコンオフ1択

単純に「脱脂」を行うだけであればパーツクリーナーでも構わないのですが、これから塗装を行う面にパーツクリーナーを使うことは厳禁です。

パーツクリーナーは揮発が速すぎて拭き取る前に乾燥してしまいますので、拭き残しのスジが残り、塗装の際にスジがそのまま出てきます。

吹き残ったスジは塗装面に発生する静電気で浮かび上がってきますので、一度塗装してスジが見えてくれば全てシンナーで洗い流すか、ペーパーを使ってスジの箇所だけフラットにしてあげなければなりません。

必ずシリコンオフなどの専用脱脂剤を使うようにしましょう。

なお

  • シリコンオフ
  • ワックスオフ
  • プレソルベント

この3つはほとんど同じ作用ですので、名称が違っても効果は変わりません。

好きなものを使ってください。

ウエスはTシャツでも代用可能

Tシャツの切れ端にシリコンオフを染み込ませ、塗装面を拭いていきます。

このやり方は、プロからすればご法度とも言えるでしょう。

おそらく

  • ゴミが付く
  • ウエスに吸い込みすぎる
  • 跡が残る

このようなことを言われると思いますが、あくまでもプロのレベルの仕事です。

DIYでプロと同じように塗装が出来るのであれば、DIYを副業(または本業)として事業を行えるはずです。

この記事は、DIYで塗装するためにプロが使っている製品を真似して安く仕上げようという名目で紹介しています。

たしかに専用品でないTシャツはゴミも多く付くでしょう。

付いたゴミは塗装前にゴミを除去するだけなので、脱脂を行える事実は変わりません。

受け売りで発信しているDIY手法や、プロの塗装屋さんが行っている方法をホームページで紹介している記事を見ることもあるでしょう。

しかしどちらも現実的ではなく、DIYで行うには費用面で大きな支出となります。

Tシャツで良いんです。

使わなくなったTシャツを手のひらサイズに切ってウエスとして使いましょう。

タッククロス

まず、タッククロスの説明から。

知っている人は読み飛ばしてください。

簡単に言えばゴミ取りです。

松ヤニ成分が入っていて、ベタベタしているウエスと考えてください。

静電気が発生しにくく、塗装面に付いたゴミが松ヤニに張り付きゴミを除去してくれます。

強く押し当てると松ヤニが塗装面に付いてしまうので、軽く撫でるだけで全てのホコリが取れてしまう画期的なものです。

塗装屋さんも100%使っている製品です。

で、この代替え用品ですよね。

無いです。

でもこのタッククロス、300円くらいで買えるんですよ。

タッククロス一枚で20台くらいは全塗装出来るくらいの耐久性はあると思いますよ。

立て続けに20台も連続で全塗装したこと無いので分かりませんが、ほとんど毎日塗装していても1ヶ月程度は使い続けられるので。

趣味で塗装を行うくらいであれば、おそらく5年以上は使い続けられます。

保管方法だけは気を付けて、必ず日陰に保管しましょう。

まとめ

タッククロス以外はなんとか代用できそうですよね。

マスキングテープも3M製であれば信頼できますし、プロが使っているものでなくとも相応の効果は期待できます。

ここまで来ればあとは塗装するだけです。

塗っちゃいましょう!!